集英社文庫<br> この人と結婚するかも

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集英社文庫
この人と結婚するかも

  • 著者名:中島たい子
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 集英社(2010/09発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087466171
  • NDC分類:913.6

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内容説明

気になる男性と出会うたび、「この人と結婚するかも」って直感する。けど、結果はいつも外れ。このままじゃ私、ただのイタい妄想独身女!? 二度と変な直感は抱かないと反省したのも束の間、英会話教室で出会ったケンのことが早速気になって……(『この人と結婚するかも』)。その他、迷走する男の勘ちがいを描く『ケイタリング・ドライブ』を同時収録。女も男も、恋をしたら妄想がとまらない!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

142
中島たい子さん初読み。出会う男性「この人と結婚するかも」って思ってしまう妄想女子、28歳の節子。「もしかしてこの子、俺のこと好きなんじゃない?」ってすぐ思ってしまう勘違い男、野島。この2人がそれぞれ主人公の2編入り。独身なら出会う人全てではないにしても付き合い始めたらこの人と結婚するかも?とか結婚したらどんな感じかなとか考えてしまうこともあると思う。「ケイタリング・ドライブ」は男性目線のお話で面白かった。どちらのお話も前向きな終わり方で良い。渡辺ペコさんの装丁。登場人物たちを応援したくなる作品。2020/04/01

みっこ

58
恥ずかしながら…10年前、ハタチの私が現夫と初デートした時も思いましたよ。『この人と結婚するかも』そういう話なのかと思ったらちょっと違った!出会う男性にことごとく『結婚するかも』と思ってしまう、アラサー女性の話。女性って多かれ少なかれ、勝手に想像を膨らませる生き物だと思うけど…膨らませすぎるとうまくいかないのかな。女性あるあるで面白かった。後半は男性から見た妄想話。こちらはイマイチ理解できず…。2016/11/20

やこ´•ᴥ•`

50
出会う男の人をちょっといいなと思うと、「この人と結婚するかも」って妄想する主人公。妄想するだけで、ほとんど何の行動にも移さないんだけど(笑)。もう一つのお話し「ケイタリング・ドライブ」も妄想の激しい主人公(男性)だった。こちらは料理研究家の話だったので、読んでてお腹空いた~!人の妄想を客観的に覗いてるのは面白いですね( ̄▽ ̄)読みやすくて、二つとも好きな感じのお話しでした。2016/09/11

扉のこちら側

40
再読。この女性の妄想が癖になる。2013/08/01

ゆにこ

29
二編収録で最初は女性が主人公。美大の人、ディレクター、チーズの人、どれも出会い方が少女マンガのようで、結婚まで妄想が走ってしまうのも分かる。でもその後何もないのだけどw男性が主人公の方は、振り回されている主人公が可哀相だと思った。2015/10/15

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