老舗の訓(おしえ) 人づくり

個数:1
紙書籍版価格
¥814
  • 電子書籍
  • Reader

老舗の訓(おしえ) 人づくり

  • 著者名:鮫島敦
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 岩波書店(2011/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784007001246

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

幾多の困難を乗り越えてきた創業一四〇〇年の日本最古の企業。
松前屋、塩瀬総本家、野田岩、皆美館…それぞれの老舗の伝統とこだわり。
守る当主あり、攻める当主あり―伝統を継承する勇気、革新する勇気。
「ただでは継げない」「ただでは継がせない」当主と若旦那のせめぎあい。
家訓はどのように生まれ、どのように受け継がれていくのか。

目次

第1章 創業一四〇〇年を越えて、金剛組―幾多の困難を乗り越えてきた老舗企業の人づくりの妙(日本最古の企業、その訓の真髄を求めて;山背大兄王事件を乗り越えて ほか)
第2章 職人としての修業と老舗の主としての修業と―職人国家ニッポンの“こだわり”の構図をさぐる(守る当主あり、攻める当主あり;欲があるうちは修行中の身、「家事専一に力以上の無理は慎め」 ほか)
第3章 継ぐ者たちの勇気と覚悟、そして試練―「ただでは継がせない」、「ただでは継げない」当主と若旦那のせめぎあい(「だから、お前は農大の醸造科に行け!」といわれた銘酒の当主;一〇年経つと、「本当にわからないということが、わかる」 ほか)
第4章 暖簾の内側での、体が覚える訓・心に刻みつける訓―“精進とわざ”へのこだわりが家訓に(“家訓”が誕生する光景とは;“家訓”が誕生するとき ほか)
終章 暖簾を継承する老舗の知恵、いくつか(継ぐ者に課せられた修業の厳しさが、いずれ感謝に;それぞれの一子相伝。その門外不出、秘伝のわざ ほか)