わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

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わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

  • 著者名:兼高かおる【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 小学館(2015/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093881272

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内容説明

82歳の兼高かおるさんが綴る最新エッセイ!

1959年から1990年まで、31年間続いた長寿番組「兼高かおる世界の旅」のレポーター、ナレーター、プロデューサー兼ディレクターを務め、取材した国は約150か国。地球をゆうに180周はしたという兼高かおるさん。「私の人生のほとんどが仕事であり旅だった」と振り返る。
 様々な常識、尺度を持つ国々を訪ね、限られた期間で番組を収録するには、臨機応変な対応、柔軟な発想、即断即決の行動力、そして、相手を尊重する心などが必要。そのような旅を重ねながら、兼高さんは自分自身の思考や感性を磨いてきた。そんな兼高さんが旅で見つけた人生の教訓は、独自の視点をもちユニークだ。
 本書では、今年82歳になる著者が自分の人生を振り返って、旅への思い、旅を通して見えてきた世界観、人生観について語ってもらう。彼女の考え方や言葉は、あらゆる年代の女性のお手本となってくれるだろう。またシニア世代には、男女を問わず、きっと勇気を与えてくれるはずだ。

目次

第1章 「世界の旅」は、人生の学校だった(誰にでも一生に二度、大きな運がある;去る者は追わず、来る者は選べ;晴れたら晴れたなりに、雨なら雨なりに;自国のマナー、他人種のタブーを知り、海外では常に親善大使のつもりで;「1週間、同じドレス」にはわけがある?;番組の終りは、ちょっとした言葉の間違いから)
第2章 旅をしながら見えてきた世界、そして、日本(やはり日本は美しい;心を休めたときに頭は動き出す;旅の仕方は人それぞれ;地球規模の視点を持つこと、自分の足元を見つめなおすこと;旅の必携品とは?)
第3章 地球の旅は180周。人生の旅はまだ1周目(できるときにしておけ。産めるときに産んでおけ;贅沢が文化を、余裕がアイデアを育てる;高齢者には時間とお金があるか?;究極の幸せは、信じる人に愛されること)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホッパー

56
世界を飛び回った若い頃の話から、1人過ごす晩年の寂しい気持ちまでが語られている。今の時間を大切に過ごそうと思える。仕事に熱意を持って取り組んできた人はやはり素敵だ。2020/04/13

ぶんこ

52
まだほんの子供だった頃、著者の旅番組を楽しみにしていました。最初は著者の所作、言葉遣いの美しさに魅了され、番組内容にも興味を持つ年頃になり、旅への憧れが募りました。あの番組には台本がなく、全て著者が段取りから危機回避までに責任を持っていたとは驚きです。国外に出る事で日本の美しさ、良さに気付かされるというのに共感しました。シニアになってからは慣れない国に行く時には、良い添乗員が同行するツアーで行くのがよいとのアドバイス、身にしみました。88歳で意気軒昂。老いをも正直に綴られていて、いつまでも素敵な方。2016/11/30

ミスターテリ―(飛雲)

36
子供の頃、日曜日の朝は芥川隆行のナレーションの「兼高かおる 世界の旅」が日課。当時は海外旅行などは夢の世界、まして女性一人、世界の映像と彼女のわたくしが・・から始まるセリフが印象的な大好きな番組であった。1959年から1990年までの31年間、移動距離は地球180周分、取材した国150、プロペラ機による世界一周の新記録を達成、その紀行文が週刊誌に掲載され,そこからジャーナリズムの世界に。最初の取材の国、ローマまで52時間かかったことや、取材スタッフは本人を入れて3人だけだったなど当時のエピソードが満載。 2021/03/31

Syo

25
いい。 昔、観ていた記憶があり、 淡路島の、ONOKORO にも何度か行ったけれど、 兼高かおるさん、 魅力的ですね。 おのころアイランドは …ですが。 為せば成る、 為さねば成らぬ何ごとも、 ですね。 北朝鮮問題が落ち着いたら クルージングしようかな。2018/01/06

なにょう

24
昭和3年生まれの兼高女史。神戸出身、昭和29年には、米国留学。当時にしては断然恵まれていらしたのだろうけど。自分の祖母の同年代に、こんなにぶっ飛んだ方がいらしたとは。★複数の国を見てきた事から、ある一つの遺跡を見るにしても、同時代の他の国がどうだったかを知るため、世界史の本を持って行く。なるほど、複数の視点が必要なんだな。★国内旅行なら、洗面道具さえあればOK、テレビ出演でもノーメイク。凄いね。2016/08/14

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