文春文庫<br> 妖談しにん橋 - 耳袋秘帖

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文春文庫
妖談しにん橋 - 耳袋秘帖

  • 著者名:風野真知雄
  • 価格 ¥600(本体¥546)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167779030
  • NDC分類:913.6

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内容説明

深川で、西国雄藩の藩士と石川島から戻ったばかりの無宿人が相次いで不審な死を遂げた。二人とも、満月前後の夜に「四人橋(よにんばし)」を四人で渡り、自分の影だけが消えたと言い残していた。そして、そのことがあった一両日中の死だった…。四人で渡ると死人が出る“死人橋”の噂は、江戸の町に一気に広まった。なぜ影が消えるのか? 裏にうごめく悪の正体を、赤鬼奉行・根岸肥前守(ねぎしひぜんのかみ)が解き明かす! 新「耳袋秘帖」シリーズ第三巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baba

24
不思議な話しから真実が見えてくる。善人には悪が見えず、悪人は悪を見破る。不思議はそのままがよいのか、人の心の闇が永代橋崩落につながっていく、まさに怖い話です。2016/02/15

Kira

21
図書館本。何度目かの再読。満月の夜に四人で渡ると一人の影が消え、その者は数日中に死ぬという不吉な「しにん橋」。四人橋が死人橋になるからくりに、今回やっとだまされずにすんだ。江戸幕府の鎖国政策は抜け荷という犯罪につながったが、海の向こうへの憧れを強めていた人々も多かったのではないだろうか。2024/11/03

Hugo Grove

19
シリーズ3作目。登場人物たちにも愛着が出始めて面白くなってきた。根岸お奉行の頭の柔らかさにその強さをみる。同心椀田の姉ひびきのキャラがいい。2018/01/07

喪中の雨巫女。

17
《母‐図書館》しにん橋は、最後にまだ、一捻りが怖かった。作者は、猫好きなのかな。2011/05/27

うずら

16
耳袋秘帖・妖談シリーズ第三巻。やっぱりのめり込めないのだけれど、それでも面白く読みました。登場人物が少しずつ馴染んできたせいでしょうか。恋するひびき姉さんが可愛らしかったです。物語とは関係ないけれど、しにん橋だとわかっていながら、にしん橋と読んでしまう(笑)2014/01/21

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