集英社新書<br> ルポ 在日外国人

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集英社新書
ルポ 在日外国人

  • 著者名:高賛侑【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 集英社(2015/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087205558

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内容説明

在日華人、中南米系移民……。「在日外国人」と呼ばれる人々は、いまや在日韓国・朝鮮人だけではない。1990年代以降、急速に増加した世界各地からの移民によって、日本はにわかに多民族社会化の道を歩んでいる。政府による外国人参政権を巡る議論はそうした状況を鑑みた結果とも言えるが、一方では新たな排外主義も台頭しつつある。本書では、いまや222万人に達した在日外国人の現状をルポルタージュしながら、欧米の状況との比較も踏まえつつ、望ましい多文化共生の道筋を探る。【目次】まえがき/第一章 身近な在日外国人/第二章 異国に刻む歴史/第三章 狭間に生きる人々/第四章 教育の現場にて/第五章 多民族多文化共生に向けて/あとがき/主要参考文献

目次

まえがき
第一章 身近な在日外国人
第二章 異国に刻む歴史
第三章 狭間に生きる人々
第四章 教育の現場にて
第五章 多民族多文化共生に向けて
あとがき
主要参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

31
ルポ 在日外国人。高賛侑先生の著書。現代日本社会は在日外国人の存在なしでは成り立たないのが現実。在日外国人が快適に暮らしやすく働きやすい社会にしないと、在日外国人は日本から出て行ってしまう。そうなって困るのは在日外国ではなく、日本と日本人なのかもしれません。2018/12/13

はと

10
広いテーマを、ルポを織り交ぜつつ、わかりやすく解説している。2013/12/15

モリータ

8
◆2010年刊。著者は1947年生、朝鮮大学校卒のNF作家、在日コリアン2世。専門は在外朝鮮民族問題。本書は毎日新聞の記事も一部含む。2022年にはドキュメンタリー映画「ワタシタチハニンゲンダ!」の監督も務める。プロフィール: https://ningenda.jp/#staff ◆類書中では早い時期のルポ。在日コリアンとその教育に関する記述が出発点となるが、現在読んでも勉強になる部分(というか問題意識を持ち続けざるを得ない部分)も多い。特に外国人学校の歴史・体制の記述(第4章)は類書にはなく貴重。2023/07/19

Masakazu Fujino

8
2010年の発刊で、少々時間が経っているが、「在日外国人」の基本的な問題を整理して抑えてある良い本だと思う。このあと、現在に至るまで問題が改善はされていないと思う。もっと学んでみたい。2020/05/25

ちくわん

7
2010年8月の本。毎日新聞の掲載から。2008年で在日の外国人は222万人。少なくとも「在日」の方々には「オモテナシ」の気持ちが全くなかったことは明らか。他人に親切、友人に冷たすぎるのは、いかがか、と言っている場合ではない。改めて、特に、外国人労働者を知らねば。ケント・ギルバート氏も登場。2019/07/30

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