内容説明
人気歌人穂村弘、衝撃のダメエッセイ第二弾!
正義の味方はもういない。金利はまったくゼロに近い。高度成長期に育ち、バブル期に青春時代を過ごした40代独身男は、デフレとスタバとケータイに囲まれて、ぼろぼろの21世紀を生きている。永遠の女性は、きらきらした「今」は、いつ目の前に現れるのか? 故郷も、家族も、夢も、希望も、志も、野望も、立身出世も、革命も、維新も、なにもなくなってしまった「今」という時代。白馬に乗ったお姫様がいつか現れて、僕を幸せにしてくれるはず、なのに。
衝撃のダメエッセイ『世界音痴』に続く、人気歌人「ほむほむ」こと穂村弘のエッセイ集第二弾。
目次
1(曇天の午後四時からの脱出;存在と時間;煉獄、或いはツナサンド・イーター ほか)
2(別世界より;夢の中の電話;愛はいつも ほか)
3(文学と人生;車内読書;アシホたち ほか)
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