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内容説明
政財界、教育界、芸術の世界で一時代を築いた傑物に見られる普遍の資質。それは「指導者としての自負」「世界観と長期ビジョン」「哲学」「戦略性」「旺盛な行動力」「日本固有の価値基軸としての『武士道精神』」の有無にある。現代社会の停滞と混迷を打開するには、我々一人一人が21世紀を生きる指導者たらんとする自覚を持たねばならない。そのための思考、行動様式とはいったい何か。先達の叡智、言動、知られざるエピソードをもとに、具体的かつ詳細に説き明かす究極のリーダー論。
目次
第1章 われわれは二十一世紀に生き延びられるか
第2章 指導者の「役割・責任」
第3章 指導者と「決断」
第4章 指導者の「個性」
第5章 指導者と「人・組織」
第6章 指導者と「国家」
第7章 この国のめざすべき姿
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
17
読んでる途中の君主論が今風に書かれた印象を受けた。やはりトップとはこうあるべきと思う事例が多くあった。2011/04/14
takam
3
石原慎太郎のリーダー論。作家だけあって古今東西のリーダー論から政治家や都知事を通して身につけた理想のリーダー像や国家像を論じている。最後は日本の今後のあり方で締めくくる。確かに読む人が読んだら国粋主義者と呼ばれそうな内容だが、私は概ね同意している。昨今の日本はアイデンティを失った手前、停滞が続いている。この点について誇りであったり、それを身につける教育は大事である。石原都政は安定していたと思うが、自分の理念を貫いた結果なのだろうと本書を読んで感じた2018/09/05
とくけんちょ
3
石原さんの持論。公と私と国づくり。若かりし頃に出会った経済界の大物などの考えや話を引用しつつ。自虐史観、戦後レジームからの脱却。戦後、裸一貫立ち上がってきたたくましい日本人を見てきただけに、現状を憂いているんだろう。2018/01/12
ゆとりおつ
3
再読。 勇気が湧くような、日本もまだまだ捨てたものではないという気持ちにさせてくれる。ここに書かれているような過去の偉人のエピソードや様々な出来事をもっと多くの人に知ってほしい。教科書的な歴史ではなくリアルな歴史を学ぶこともできる非常に面白い一冊。 リーダー志向の人間に限らず、視野を広げたい気持ちがある人なら是非ともおすすめしたくなる。何回でも読みなおそう。2013/05/29
復活!! あくびちゃん!
3
今いる数多の政治家の中では、見識のある方なんだろうなぁ。違う見方をすれば、あまりに他の政治家には、『理念』がないのだろう。でも、もっと若い世代がいい加減出てこないと、さすがに日本もマズイ…。2011/09/10
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