内容説明
団塊の世代よ、
“アイツやっとクタバッタか……”
という生き方をしてほしい
それなりにいい思いもしてきて、これ以上何を求めるというのか。
年をとっても幸せでいたいと考えるのは保身の始まり。
老いの現実を受け入れて、最後の直線を自分らしく走るヒントが詰まった一冊!
著者は、以下のように述べている。
私がどうしてこの本を出そうと決意したのか。
それはみなさんもよくご存じのある3人の方との出来事がきっかけとなり、出版意欲を大きく揺さぶられたからです。
その3人とは、長嶋茂雄、大林宣彦、石原慎太郎です。
私は、この3人の先輩たちの生き様を見て、どんな環境に置かれても人は堂々と生きることが必要だと思い知りました。
それが、この本の出版を決意させたきっかけなんです。
たしかに70歳はまだ若造かもしれませんし、いつか80、90になったときの自分自身に「お前のあのときの本ってぬるいな」と言うかもしれません。
でも今、70の感性を信じて思いの丈を込めました。
読者のみなさんがこれから生きる上で、本書が何かひとつでも参考になっていただいたとしたら幸いです――本文より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしどん
6
さくっと読めて何だか少し元気になる本だった。ここに書かれていることがすべて本心なのかどうかわからないが、強がった感じの生き方が何だか友人に似ていて面白かった。当然その友人にこの本を推薦しておこうと思う。革ジャンについては、ちょっといいなと感じ、この冬のうちに好みのブランドがある店に見に行ってみようかと思った。2023/01/26
Go Extreme
2
老い:いろんなものが消えていく→研ぎ澄まされたものは残る・感性 人生には限りがある→世の中のことが味わい深く感じられる=老いたことで得られる感性 抽象的な理想像を追っかけるサムライ<ひたすら現実的なオバサン 生き物は必要以上には動かない 何もしないで→充実感を必要としない≒精神が強い 年をとっても幸せでいたい:保身の始まり・悪魔が入ってきた 真面目に生きる人・他人に尽くしている人:死を恐れない あいつ、やっとくばったか キレる:自分の人生はこんなものじゃなかった≒自分の人生への不満からくる余裕のなさ2020/09/03
ぽった
1
老後の参考になる。2025/02/04
みやます
1
まともか! 良い意味で至って普通のことを言っていて、テレビで観る何だかぶっ飛んだおじさんかとのギャップが結構あった。 私は周りを気にするタイプで、いつも入って来る情報に対してフラフラしてしまうのだけど、歳をとるにつれて自分の軸ってものをもっと大切にできる人間になりたい。 2021/09/04
okatake
1
70歳になったテリー伊藤氏の老後論。これから10年ごとに更新していただければ面白い。 人生は、誕生から死まで続いている。色々なライフイベントが並んで居ますが、老後とはいつからか、これだけ多様化した現代においては定義は難しいですね。 ただ、歳を重ねていく中で、見えなかったものが見えてきたり、魅力的だったものへの興味を失ったり。自分の中の歩みはひとそれぞれ。 極端なことを言えば、「老後論」もひとそれぞれの「老後」が待っているということ。その老後をあがくのか整理していくのか。 老後が近づく日々どうしましょうか。2020/10/11
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