内容説明
ケータイ小説で話題を呼んだ衝撃のラスト、究極の愛! 手塚アリサ、20歳。あの日の出来事がなければ、彼女は普通の女の子として幸せな生活を送っていたはずだった。コードネーム〈バレンタイン〉と呼ばれずに――。新堂冬樹が贈る海よりも深く、空よりも果てしない。聖なる愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
7
買ったその日に読み切ってしまうくらい、さらさら読めました。他の作品(忘れ雪)を読んだことがあったのが原因かもしれませんが、所々展開が読めてしまったのが残念です。バレンタインとヘリオスのやり取りや少しずつ心を通わせていく描写は好きでした。2012/01/12
あいちょ。
6
色々深く考えずに読めるから、好きですよ、この話。2013/02/25
もか*
5
終始銃乱射。家族を殺された少女はアサシンになり家族を殺した敵に復讐をする。コードネームは「バレンタイン」パートナーのヘリオスと関わる事でひた隠ししていた本来の感情を持っていくが彼女自身ストイックなのでなかなかパートナーに出さない。これが焦れったい。最後はちょっと消化不良が残るけど読んでよかった2011/01/21
ちゃき
4
すっかり『ブルーバレンタイン』の世界の住人になってしまった。初めて恋した人が自分の仇で、育ての親に裏切られて‥「やられたらやり返す」の世界で生きるしかなかったアリサが切ない。抱きしめてあげたくなたったよ。女の子が主役のハードボイルドたくさん読みたい☆2012/02/08
詩界 -うたか-
3
父親を迎えることを楽しみにしていたアリサは、家族を殺され「バレンタイン」というコードネームを持ち、暗殺者(アサシン)となり、生きていくことになる。ちょっと現実離れした闇社会の物語。2020/02/11