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内容説明
町人文化が花咲き、隆盛を極める江戸の町――。しかし、その栄華の影で、闇に蠢くものたちがいた……。ある日、瓦版に書かれた河童の噂に興味を持った浪人の獅子緒は、河童を探しに佃島へと向かう。瓦版屋の番太郎も、自分の書いた記事の真相を確かめるべく獅子緒に同行するが、そこで彼らを待ち受けるものは河童ではなく……!? 鬼才・猪原賽が大胆な解釈でクトゥルー神話を綴り、実力派・横島一が豪快なアクションで描く、問答無用のエンターテインメント!! 〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
5
思ったより全然面白かった。くとぅるぅって平仮名で書くとちょっとかわいいね。2011/04/28
クローカ
2
漫画。くとぅるふ時代劇（！）。これは熱い。クトゥルフ神話への愛を感じさせつつ、江戸の風俗へと馴染ませる作者の手腕にシビれっぱなし。いやあカッコ良い。そして面白い。クトゥルフだからってんじゃないですが、ちょっとTRPGぽいな、とか思ってしまいました。2010/07/23
あら
1
時代劇クトゥルフとかいうとんでもない代物がコミカライズに？！ということで読んでみました。これは良いトンチキ！！ちょくちょく歴史上人物が登場してトンチキな設定背負っていくのがたまらんな…2020/10/05
灯子
1
【ネタバレ有】平賀源内＠混沌がウルトラマンに見える…。ああ剣とナイトゴーント混ぜちゃって、とかけっこう無茶してて面白い。 ところで素人目にも将軍を「将軍」と呼ぶのが気になるんですが。上様とか公方様とかでは…2011/07/03
三田主水
1
江戸時代にクトゥルーネタ、というほとんど出オチな内容で長編を描いてしまう力業には感心。片腕がナイトゴーントの侍というビジュアルだけで脱帽ですが、そもそも何故江戸時代の日本に旧支配者が、という点がぼやけているのが個人的にはマイナスです。2010/07/19
