内容説明
警視庁の刑事三田村は、お遍路旅行に出たきり行方不明になった叔父夫婦の行方を探して、従妹のあやと一緒に四国へ向かう。高知で叔父らの足取りをたどる三田村を何者かが尾行してきた。その男が「しまんと1号」の車内で毒殺される。また足摺岬では転落死した別の男の件で、叔父が容疑者になっていた。三田村は東京の十津川警部に連絡をとるが……。連続する奇妙な事件のカギを握っているのは叔父夫婦なのか!? 三田村自身なのか!? ある新興宗教の教団の関与が捜査の線上に浮上して事態は……。のどかな四国の旅情を誘う風景のなかで、刑事は苦闘の末に……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
8
《母‐図書館》三田村刑事の叔父さん家族が、巻き込まれた事件。新興宗教が、絡むなかなか先が読めず。まさかの結末。2012/05/28
pyonko
2
本入れ替えのトリックはちょっと気がつかず。この巻で三田村刑事は結婚するが、その後の話では何故か独身に戻っているのであった。2014/06/02
タカシ
2
作者の黙示録殺人事件に似てた気がします。2011/09/01
さとっぴ
1
今度四国に行くので読んでみました。文とかいろいろな意味で・・・私には無理だったかな。2013/07/07
二分五厘
0
1989.8.8