内容説明
善き獣教団の信仰根強いペンドルムの街へやってきたセンリとテア。そこに待ち受けていた特殊暗殺部隊の面々と複雑な再会を果たすが、彼らのはからいにより、二人はようやく「共にいよう」と約束をする。ところが、ミュゼの義弟であるフィーノが突然部隊から離反! センリを罠にかけ、テアを連れ去った先は“最後の魔女”をつけ狙う魔術軍将軍・イージェンスの屋敷だった!! 明らかになる企み、テアの影で蠢く“呪”……そして、引き離されたセンリとテアの運命は!? ついに感動のフィナーレ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
黒崎
3
やっと入り込める段階なのに、そこが終了地点という事で大変残念に思います。打ち切られる可能性のある状況では、中々難しい設定であったとも思うし、その割に話は纏まっているけれど、急展開過ぎなのは否めない…。二人が幸せそうなのはいいんですが、やっぱりもっと見ていたかったかな。2010/07/01
一条梓(アンフィトリテ)
2
だいぶ前に読みました。3巻目。全3巻。
cgatocairb
2
その先の話を!センリの仲間達との話が読みたい!ラストは変態さんに全部持ってかれた。「嫌だね。あんたたちが僕を放って好き勝手するなら、こっちだって好きにするよ」真の魔術師であるために、他の魔術師もどきとは会話にならず、唯一気に入った二人が自分を放置したのに拗ねる…彼に気に入られたっぽいセンリが…今後も旅にちょっかい出しそうだよね。2015/01/30
みあ
2
もっと壮大なお話になるはずが大人の事情で……という気はしますが、主役二人のラブに大変ニヤニヤできたので満足です。ハタからすれば求婚としか思えない二人のやりとり(しかし本人たちはそうと気づいていない)がたまりませんでした(笑)ふふ、お幸せに~2010/06/24
ヤモリ
1
後半駆け足だったけど大団円。大体予想通りの正体と結末に落ち着いたけど、キャラクターが好みだったのでその先も読みたくなるラストだった。センリの同郷人は苦労人かつ面白い面子がそろってるに違いない。しかし朴念仁の戦闘狂だけど逆境の中でも泰然とするセンリの心強さは半端ない。生活力はあるけど過酷な呪いに翻弄されるテアとかっちりはまった良いカップルでした。2015/03/29
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