内容説明
<究極戦機>に乗って命懸けで地球を護る決心をした元女優の水無月忍だったが、そのためには信頼できる僚機が絶対に必要だった。そこで忍がとった破天荒な行動とは!? 人類の運命を突然、背負わされた女の子が十分な訓練も受けないまま巨大人形兵器に搭乗し、未知の宇宙航行怪獣との戦いに放り込まれることになる青春架空戦記シリーズの【完全版】も、ついに感動のクライマックスへと突入!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
1
ようやく積読していたこのシリーズを読み終えた、最初は元アイドルがパイロットになるというバカ話、一応理にかなった設定ではあるが。 仲間たちや先輩と共に訓練を得て最終的には巨大ロボットのパイロットになって怪獣と戦い、おまけに人類滅亡を救うという疾走感がある。 ただ作者も指摘していることだが、90年代に生まれたライトノベル(当時はジュナイブル小説というのが正しいか)なので 流石に時代を感じさせずにはいられない、特にお茶くみ係をしているOLなんて就職難+ブラック企業のご時世だと贅沢の極みでしか無い。 読書メーター2012/03/17
エル=rθ
0
女の子、恋愛、飛行機、戦艦、潜水艦、宇宙怪獣、恐竜と、まるで盆と正月とゴールデンウィークが一緒に来たような何でもありの熱い展開でした! でも、タイトルになっているカナード翼のファルコンJにヒロイン達が搭乗する事はなかったのでした。 次回作に期待か?2013/03/29
wakatsuk
0
夏見作品の真骨頂である「頑張る女の子」と「見せる航空アクション」が詰った作品。何度読んでもわくわくする作品なわけで。旧版以来ずっと待ってた第二シーズン、今度こそ出ると良いなあ。2010/05/20
しゅう
0
読了。元女優が新たな進路を探した先が、自衛隊と思いきや、宇宙生物と戦う戦術ロボットのパイロットという話。最後は地球に飛来していた怪獣と戦い、何とか勝利を収めて地球の危機を救ったが、最後まで戦隊ヒーローのノリで突き進んでいたが、ご都合主義というか、お約束の展開があざとすぎてついていけなくなることがしばしば。2018/11/04