ハーレクイン<br> 太陽の香りの美酒

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ハーレクイン
太陽の香りの美酒

  • ISBN:9784596220967

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内容説明

イタリアのシチリア島に残された葡萄園――。イザベルは会ったこともない叔父の遺産にとまどった。だが上司の裏切りに遭い、仕事も家もなくした彼女には、遠く離れた地で、人生をもう一度立て直したい思いがあった。イザベルは意を決して一人で島に渡ったが、待っていたのは、地元でワイナリーを経営する、ダリオの冷たい視線だった。彼はやむなく手放した葡萄園を買い戻そうと、やっきになっていた。素人に葡萄の栽培などできるはずがない。彼の目がそう告げている。しかし母国での生活を捨てた彼女にも、引き返す気などなかった。見知らぬ土地で、イザベルの新たな挑戦が始まった。■イタリアでもとくに情熱的な土地として知られる、シチリア島。葡萄園を舞台に、一人で奮闘するヒロインを、誇り高い地元の農園主が助けます。美しい島の風景とともにお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

19
イタリアの葡萄園を会ったこともない伯父から相続したヒロイン。天涯孤独の彼女は荒れ果てた葡萄園をなんとか甦らせて自分の居場所にする決意に満ちている。自分の不手際で手放した土地を買い戻したいヒーローは彼女がやる気を失くすのを待っていたのに結局あれこれ手伝う羽目に。優しいのよね。葡萄園の働き手を世話し、倒れるまで働きそうと思えば食べ物と飲み物を持って行き、灌漑施設を率先して直してくれたり。お互いに過去の恋愛に囚われて一歩引いたままでつきあうふたりがじれったい。山場がないといえばそうかもだけど、読みやすかった。2015/12/06

びわ

2
可もなく不可もなく。過去に傷持つ男女のロマンス。悪くないんだけど、なんかヒーローヒロインの心情に深みがないとゆうか…とくにヒーロー。プロポーズもあっさりで残念。ヒロインの根性はすごいと思った。2013/06/13

みろん

1
見知らぬ亡叔父から突然葡萄園を相続した孤児と、その葡萄園のかつての所有者とのロマンス。不屈のど根性ヒロイン。夢想家なのでパワフル! イタリアが舞台とあって、食材も料理も美味しそう!2010/06/23

0
★★☆☆☆似たような設定の話を読んだことがある。この話はいろいろな感情のやり取りはあるんだけど、どうも説得力に欠けるのよねー。2012/09/19

Mari

0
★★☆2010/06/30

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