内容説明
デフレに負けない強い会社の秘密は、中高年サラリーマンの活かし方にあった！ 経験もスキルも忠誠心もある彼らを、「お荷物」扱いするのは大きな損失。2030年には日本の労働力人口の半分近くが50歳以上になる。足腰の強い会社は先を見据え、すでにユニークな人材活性化策を積極的に展開している。多くの企業の事例を紹介し、理想の仕組み、日本の会社の未来を探っていく。目からウロコの人事処方箋！
目次
第１章 ５０代６０代に求められる役割・能力
第２章 ５０代で起きる“定年前ＯＢ化現象”
第３章 ５０代６０代を活用する新たな役割提案
第４章 ５０歳を過ぎた社員は評価をしない！？
第５章 ５０歳になったら固定給。定年まで年収保証
第６章 ５０歳以降も評価し、結果は時短に反映する
第７章 専門力と部下力を研修できたえる
第８章 ５０代６０代の人材活用事例研究
第９章 「エンプロイアビリティ」を高めること―いつまでも望まれる人材であるために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
知力は年齢を重ねるに連れて衰えるどころか寧ろ増していくことのほうが多い。新しいものを取り入れる力は確かに長じてからは若者に敵わないが、仕事を選べばずっと効率的にこなせることもある。相手の特性と気持ちをよく理解して、それに合わせて仕事を回すことでより効率的に仕事が進むようになる。2017/11/08
あじたま
0
50歳台の定年前OB化現象という表現はよくわかる。50歳、60歳になると急激に能力が低下するわけではないのに、モチベーションが高くない。これを解決させる決定的なものは本書では、自分ではイメージできなかった。モチベーションが下がっている人間を固定給にして評価無にすると不満要素は減るかもしれないが、モチベーション向上につなげるには決定的に足りない気がする・・2014/08/31
ookumamasa
0
朝礼で紹介したものを動画で公開しています。 http://www.youtube.com/watch?v=2Fls-V2UOYM&feature=youtu.be 2013/01/11
kozawa
0
言いたいことはわかるけど、人材を生かして仕事を生み出すのはどこでも簡単に出来ることじゃない。給与との兼ね合いも含むと本書より先は難しい。ただこういう指摘はありだとは思う2010/07/28
