内容説明
“エホバの証人”に対する無輸血手術を含め、約6000例に及ぶ手術経験の中から、忘れ難いエピソードを赤裸々に綴った珠玉のエッセイ。理想を追い求め、医療界の旧弊に果敢に切り込んだ涙ぐましい奮闘記でもある。ミリオンセラー小説『孤高のメス』の土壌がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryoichi Ito
5
「鬼手仏心」(集英社,1995)の再発行版。外科医としての体験を赤裸々に綴る。民間病院の院長職にありながら,9年間も東京女子医大の国手・羽生富士夫教授の手術を見学,そのメモは大学ノート三冊になったという. 下手な外科医の部下は下手にしかならない。上手な外科医になるには上手な外科医から学ぶしかないということだ。メスは使い手によって「名刀」にもなれば「凶器」にもなりかねない...そのとおりだが,患者の立場から言えば手術は恐ろしい。 2024/11/26
みん
0
好きな医療もののエッセイになるんでしょうか?医者という職業上、患者と向き合う姿勢や言葉によって、信頼関係を気づいていかなければならない、あたりの話は医師でなくても興味があります。今回は外科医のお話でしたが、人の体にメスを入れる必然性について詳しい解説のようなものがありました。2017/12/28
たっち25
0
RANK:S2012/04/17
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