出版社内容情報
行方不明になっている父さんと弟、そして病気の母さんを救うために、主人公の少年タルは冒険の旅に出かけます。不可解な謎や奇怪な魔法の国に、氷民の少女ミラと一緒に立ち向かう冒険ファンタジー児童文学です。
世界的に有名なファンタジー作家ガース・ニクスの作品です。謎のベイルにおおわれた不思議な闇の世界を、全6巻の物語に仕立てあげました。 この第3巻は摩訶不思議な魔法の国アイニールに主人公の少年タルと、氷民の少女ミラが出かける、わくわくするお話になっています。奇怪なモンスターや、謎だらけの怪人が登場し、2人の冒険に色どりをそえます。どうして魔法の国ができたのか、どうしてベイルでおおわれた国ができたのか、少しずつ少しずつ秘密が明かされてくるのですが、その分主人公たちに強大な敵の姿が見えてきて、読者はファンタジーの世界にひきこまれていきます。ジョージ・ルーカス推薦の翻訳児童文学です。
著者等紹介
ニクス,ガース[ニクス,ガース][Nix,Garth]
1963年オーストラリア、キャンベラ生まれ。シドニー在住。キャンベラ大学卒業後、編集者、出版エージェントを経て、ファンタジー作家となる。『サブリエル』でオーリアリス賞のファンタジー部門とヤングアダルト小説部門の大賞を獲得するなど、世界で高い評価を得ている。ヨーロッパ、中東、アジアを放浪した経験を持つ
西本かおる[ニシモトカオル]
翻訳家。京都府生まれ。東京外国語大学卒。商社勤務ののち、翻訳業に専念する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
acha
3
主人公たちの成長や心の変化が楽しみで続きが気になる。この不思議な世界に行きたいような行きたくないような……2014/05/25
ろびん
1
許さない、としながら、その上で関係を続けられるのは、凄いですね。2人とも、どんどん変化しています。2015/01/23
雫石
1
魔法の国アイニールで行った誓いの儀式により、意図せずして嵐の精を呼び出してしまったタルとミラ。魔法の掟に縛られる嵐の精はどちらかの命を差し出せと言うが、タルはそれを拒む。その選択により生じた結果から二人は仲違いし、一度は別行動を取るが、そんな二人に選民コデックスの導きが――。魔法の国アイニールと闇の国の関係、ベイル創造、忘却の日、選民と氷民の関係、キーストーンの守護者等、謎が一つ解けては次の謎が増えていく。これらがどう結びつき、明かされていくのか今後が楽しみ。2013/06/24
saori
1
タルとミラが、まほうのくにアイニールから、コデックスをてにいれて、しろえかえってきた。グレフは、みつけられたけど、スーシン影役人にみつかって、おいかけられはじめてしまった。2012/05/06
おだまん
1
舞台はアイニール(魔法の国)たくさんのモンスターの名前が覚えられません(^^;まるでポケモンのようです(爆)2008/01/26




