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インプレス標準教科書シリーズ
H.265/HEVC教科書

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  • サイズ B5判/ページ数 337p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784844334682
  • NDC分類 547.8
  • Cコード C3055

内容説明

H.264/AVCの2倍の圧縮率を実現した最新の画像圧縮技術を徹底解説!4K/8Kテレビ/スマートフォン/タブレット/テレビ会議/ゲームに必須。

目次

第1章 Q&Aで学ぶ新圧縮方式「H.265/HEVC」の基礎知識―H.261、MPEG‐1からH.265/HEVCまでの発展
第2章 画像圧縮技術の発展とH.265/HEVCを支える基礎技術―動き補償予測、DCT変換からハイブリッド符号化の仕組みまで
第3章 H.265/HEVCはどのように標準化されたか?―JCT‐VCの基本方針、作業方法から標準成立に至るまで
第4章 H.265/HEVCの全体構成と「プロファイルとレベル」の規定
第5章 H.265/HEVCの中核となる圧縮符号化技術―その1 符号化単位、予測、変換、量子化
第6章 H.265/HEVCの中核となる圧縮符号化技術―その2 デブロッキング・フィルタ、エントロピー符号化
第7章 H.265/HEVCの中核となる圧縮符号化技術―その3 ハイレベル・シンタックス、並列処理、コンフォーマンス
第8章 H.265/HEVCの実装例―「HM(HEVCテストモデル)」に実装されている具体例
第9章 H.265/HEVCをサポートするシステム技術
第10章 H.265/HEVCの付属資料(Annex)―シンタックス#セマンティクス/各種テーブル/SEI/VUI
第11章 H.265/HEVCバージョン2に向けた展開―今後の画像符号化技術/Range Extension/スケーラビリティ/3D拡張

著者等紹介

大久保榮[オオクボサカエ]
VTVジャパン(株)技術戦略アドバイザー。1942年広島に生まれる。1964年広島大学工学部卒業。日本電信電話公社(現NTT)に入社。研究所で主にテレビ電話、テレビ会議システム、映像符号化の研究開発に従事。その後、(株)アスキー、通信・放送機構、早稲田大学を経て現在に至る。この間、マルチメディアシステムの研究、教育に従事。1984年~2011年映像符号化とオーディオビジュァル通信システムの国際標準化に携わり、H.261、H.262/MPEG‐2やH.320、H.310/H.321の成立にリーダとして貢献、2002年~2008年ITU‐T SG156 WP2/16議長

鈴木輝彦[スズキテルヒコ]
ソニー(株)主任技師。1966年千葉に生まれる。1990年東京工業大学理学部物理学科卒業、1992年同大大学院理工学研究科物理学専攻博士前期課程修了。1992年ソニー(株)に入社。以来、動画像符号化方式の研究開発および関連製品開発に従事。1999年~2000年カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員。1995年~MPEG、ITU‐T、JVT、JCT‐VC、SMPTE、IEC TC100などの国際標準化に参加。MPEG‐2、MPEG‐4、H.264/AVC、H.265/HEVCでエディタを担当

高村誠之[タカムラセイシ]
日本電信電話(株)NTTメディアインテリジェンス研究所主幹研究員(特別研究員)。1968年愛知に生まれる。1991年東京大学工学部電子工学科卒業、1996年同大大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。1996年日本電信電話(株)に入社。現在、NTTメディアインテリジェンス研究所画像メディアプロジェクト主幹研究員(特別研究員)、ISO/IEC JTC 1/SC29専門委員長。IEEE Tr.CSVT編集委員。2005年~2006年米スタンフォード大客員研究員

中條健[チュウジョウタケシ]
(株)東芝研究開発センター主任研究員。1965年大阪に生まれる。1989年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業、1991年同大大学院理工学研究科修士課程修了。1991年(株)東芝に入社。現在、研究開発センターに勤務。主として動画像符号化技術に関する研究開発に従事。2002年映像情報メディア学会丹羽高柳賞業績賞受賞。2004年新技術開発財団・市村産業賞本賞受賞。2005年全国発明表彰文部科学大臣発明賞受賞。情報規格調査会SC29/WG 11/VIDEO小委員会委員、情報通信技術委員会マルチメディアアドバイザリーグループメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eijit

0
Video Codec の規格の歴史や H.265 の全体的な構造や代表的なツールの図説などがあり、規格書を読む前に本書で全体像を把握してよくと良い。2019/09/13

freddy

0
公式な規格書には書かれていない標準の文脈を補うことも目的としているとある通り、H.261やMPEG1からH.265に至るまでの歴史や標準化プロセス、過去の規格に含まれる類似手法との比較についても記載されている。2018/09/22

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