内容説明
世界中で一番会いたくなかった男性が、いま目の前にいる。モンテベラッテのプリンセス、マリエッタは顔を背けた。ヤニス・マーキデス――辣腕の金融アドバイザーだ。彼に恋をしていたマリエッタは、十六歳のとき、彼の誕生日に純潔を捧げようと彼の寝室に忍びこんだ。だが思わぬ拒絶に遭い、マリエッタはひどく打ちのめされた。それから十三年の月日が経ち、彼女は兄の結婚式で彼と再会、披露宴で二人は付添人の義務としてダンスを踊ることになったのだ。「今夜、僕と愛し合い過去を水に流そう」耳元でヤニスにそうささやかれ、マリエッタの心は揺れ動いた。■1月5日刊『伝説の国のプリンセス』の関連作です。前作のヒーローの妹、マリエッタが初恋の人ヤニスと再会。失われた13年の日々を、二人はどう埋め合わせていくのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
2
16歳の頃は下品なほど大胆なのに、その後の13年間に何も経験してなかったって設定が嘘臭くて駄目だった。ヒーローを心の何処かで思い続けていて他の男に目がいかなかったとかにしたいのかもだけどそんなピュアなヒロインにはとても思えないからなぁ無理だわ2016/02/28
くろうさぎ
1
身分を考えて、行動には気をつけなきゃ・・・・。2011/07/23
みろん
1
13年前に純潔を捧げようとして拒まれたプリンセスと、バージンゆえに彼女との関係を拒んだ金融アドバイザーとのロマンス。寝こみを襲って泥酔しているヒーローの体に馬乗りになり、勝手にヒーローの体をいじりまわすというヒロインの逆レイプ状態…! とてもじゃないけど、純潔を捧げてるとは思えなかった(苦笑)。2010/06/01
MOMO
0
酔った男にのしかかり、手や口使っての御奉仕をした挙句に、馬乗りになって・・・なんてまぁ、いゃいゃ、どんな熟練した手管をお持ちのねぇさんがベッドに入り込んでるんだろうかと思いきや、なんと16歳のバージン!おまけに誕生日の贈り物として処女プレゼントって・・・マリエッタちゃん、いったい何考えてたのさ・・・ってか、ヒロインにあるまじき行動でしょう?それって!2010/07/24
こえん
0
悪くはないんだけど、なんだかコメントに困るお話だった。ヒロインの13年前の迫り方が、あまりにもナンだったもので…。2010/07/09