こぼれおちる刻の汀

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こぼれおちる刻の汀

  • 著者名:西澤保彦【著】
  • 価格 ¥1,771(本体¥1,610)
  • 講談社(2014/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062160452

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内容説明

SFとミステリの大胆な融合。独自の世界を創り続ける西澤保彦の最終到達点! デビュー前に書いた、作家の原点とも言える3つの物語を今の西澤保彦が20年の時を経て、1つに結びつける! SFとミステリの融合にこだわり新境地を拓いてきた著者の最終到達点にして最高峰、ここに誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

49
デビュー前作品のリトライ?。三つのSF短編を合体させたようだが、チョット無理しすぎた感が否めない。感想が少ないのもそれでかなと思われる。2014/08/20

papako

44
しりとり読書の60冊目。いやー、なんだろう。しょーもなかった。西澤さんのユリ趣味とSF趣味を混ぜた壮大な自己満足小説って感じ。評価低いのに、意地になって購入して損した!あと西澤さん2冊。しりとり、次は『ひ』2015/12/03

雪紫

33
西澤さんの様々な時系列バラバラなSFや動機不明のミステリが(基本百合)繋がっていくけど・・・良くわからない。というのが正直なところ。

LUNE MER

11
瞬間移動とかタイムループとかいかにもSFというぶっ飛び方をしているときの先生の作品はキレキレで大好物なのだが、本作のように実際の物理理論を生半可に盛り込むのはちょっと抵抗あるかも。この数日は西澤保彦祭りをしていたのだが、学生時代に胸躍らせた初期の作品群の輝きを再認識。2021/08/22

mono-less

7
長編SF。宇宙パトロール中の隊員が謎の物体に遭遇する遠い未来の話、公転をしない衛星を研究する女性科学者達の近未来の話、そして現代を舞台にした扼殺された瞬間に過去に飛んでしまった老女のミステリー、の三話が並行して語られる。話の構成上、三つの話がどのようにリンクするかというのが当然主眼になるわけだけど、その結末には素直に首肯は出来ないかなぁ。「ずいぶん力技で繋げたなぁ」と思っていたら、そもそも本作自体がデビュー前の作品を合体させたストーリーだったのね。西澤先生、この頃はネタ切れだったのかな……。2018/08/01

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