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内容説明
国際市場で日本企業が競争に勝つためには何が必要か。バブル崩壊を転換点に、日本企業の経営は奈落の底へ堕ち込んだ。半導体でのメモリー事業からの撤退、パソコンではアメリカの技術基盤の上で単なる組み立てに機能収縮。液晶では韓国や台湾企業に後塵を拝し、携帯電話ではフィンランドの足元にも及ばない。国際市場での競争は敗戦に次ぐ敗戦が続いている。はたして日本企業の再生は可能なのか?技術立脚型企業の分析、欧米企業の研究をもとに、日本企業が国際競争で勝ち残るための戦略を斯界の第一人者が示す!すべての経営者、管理者必読の書。
目次
第1部 日本的経営判断の限界と欧米の決断(技術立脚型の日本企業はなぜ事業化で負けているのか 米国製造業再生の失敗と欧州企業の決断)<br/>第2部 強いグローバル企業は何が違うか(技術開発と事業開発における企業経営的側面 技術間競争と標準化戦略 市場志向型事業化と基盤技術志向型事業化 ほか)<br/>第3部 再生の可能性と競争力復活への戦略(伝統的技術立脚型経営 技術立脚型企業の技術基盤戦略 国際競争力強化の戦略)