ローマ字運動がかがやいていた時代―弁護士・森馥の言語運動

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ローマ字運動がかがやいていた時代―弁護士・森馥の言語運動

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  • サイズ 46判/ページ数 692p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883036127
  • NDC分類 811.98
  • Cコード C1081

内容説明

ローマ字を日本の「国字」にする。この主張を、熱意をもって実現しようとした人びとがいた。そのための日本語の語彙・文体の整理は、1930年代の言語運動の一翼をになう。ローマ字を通じて「普遍」につながろうとしたこの運動は、時代に寄りそうことも、弾圧されることもあった。こうした運動の多面性を体現した、弁護士・森馥の軌跡をたどり、ついえてしまったかにみえる運動の歴史から、今をよみとく。

目次

序章 ローマ字運動はかがやいていたのか
第一章 森馥という人物
第二章 森馥の一九二〇年代―判事から弁護士、そして「統一主義」へ
第三章 森馥における言語運動の実践1―ローマ字運動への参加と「日本語をよくする会」の結成
第四章 森馥における言語運動の実践2―判決文口語化をもとめて
第五章 森馥における言語運動の実践3―「ことばひろい」と「ことばなおし」
第六章 森馥と「ローマ字運動の本質論争」―一九三〇年代後半の日本ローマ字会をめぐる社会状況
第七章 『口語辞典』をめぐって―「ことばなおし」の到達点
第八章 「大東亜戦争」下の日本ローマ字会、そして森馥
終章 敗戦後のローマ字運動・点描

著者等紹介

安田敏朗[ヤスダトシアキ]
1968年神奈川県生まれ。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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