ハーレクイン<br> 花嫁の憂鬱

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ハーレクイン
花嫁の憂鬱

  • ISBN:9784596323880

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内容説明

わたしが養女だったなんて……。クリスティーナは打ちのめされた。イタリア貴族の血を引く彼女は、生後まもなく母を亡くし、祖母の計らいによって、ある条件付きで叔母夫妻に託されたのだという。それは“マルケージ伯爵の花嫁になること”先日湖で出会った傲慢な伯爵――彼こそが許婚のマックスだった。激しくキスされたことを思い出し、クリスティーナの頬が熱くなる。嫌いな相手なら結婚は無理強いしないと養父母は優しく言った。でもこれまで贅沢な暮らしができたのは、祖母からの養育費のおかげ。受け取った額はあまりにも莫大で、養父母に返済は不可能だろう。わたしはこの運命を受け入れるしかないの?■城から突然消えた赤ん坊。彼女をいつか必ず見つけ出すと心に誓った少年は十七年後、許婚として彼女の前に現れますが……。惹かれ合いながらも素直になれない、二人の心の葛藤が切ない一作です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろうさぎ

3
話の設定に興味を覚えたけど、読んでみたら、、、なんて自分勝手で被害妄想的考えにおぼれた馬鹿な小娘でしょうか!!好きになれなかったなぁ・・・・。ヒーローはとっても寛大だったけど、、、絶対30歳を越してると思ってたのに・・・。28歳とは思えなかった。2010/10/20

こえん

1
イタリアの伯爵ヒーローと、イギリスで伯母夫婦を実親と信じて育ったヒロイン。裏表紙の紹介文を読む限りは面白そうだと思ったんだけど、ヒロインがここまで自己中でお子様で、ヒーローが言葉が足りなくてヒロインを制御できないと読むのがしんどかった。特にヒロインの身勝手さは、ここしばらく読んだことがないレベルであきれるしかない。これを魅力的だと描写されても、どこが?としか感じられなかったんだよねぇ。2011/02/28

みろん

1
またしても好感の持てるキャラがいなかった。それでも話は面白い!…時があるのがヘレン・ディクソンだけど、今作はそう意外性もなくて物足りない…。ヒロインは最後まで自己中だし、ヒーローは最後までうじうじのろのろ…。序盤は良かったんだけど…。2010/07/06

ひまわり

1
花婿不在の結婚式って初めて読んだ。 ヒロインは責任転嫁ばかりで反省しないし、ヒーローは言葉が足りない。 いまいち盛り上がりに欠ける感じかな・・・2010/04/16

erie

1
あらすじは面白そうだと思ったのですが、自分としては大はずれ。最後まで読むのがしんどかった。これほど魅力を感じないヒロインも久しぶり。生き生きとして型にはまらぬ愛らしい女性…というよりも、わがままで、意味もなく傲慢で自分勝手にしか思えず。言動も支離滅裂。そのせいでストーリーの展開もギクシャクとして疲れた。ヒーローがまだ少年だったときの、冒頭のエピソードがよかっただけに、がっかり。2010/02/27

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