内容説明
「天下人秀吉、唯一の真の友」と謳われた“槍の又左”こと前田利家は、お家の都合か四男ゆえの疎まれか、喧嘩に明け暮れたカブキ者。信長と秀吉に臣従し天下取りを支えたが、天下を望まぬはうつけ者だったのか。加賀百万石の礎を築いた武将・利家の生き様!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
5
加賀百万石の基礎を築いた前田利家。若い頃は傾奇者で血気はやる性格だけど、信長に対しては忠義一途な人物として描かれる。あまり将というせず一騎駆けのような武者。信長の死後の柴田勝家と羽柴秀吉の間で苦悩する姿をもっと描いて欲しかったところです。終盤までは平凡な作品に思えましたが、秀吉死後に徳川家康に対しての毅然とした態度がよく、締めがいい作品でした。細川忠興がねえ。。。ただの1回だけの誤記だろうけど秀頼から見た秀吉を祖父と書いたのが痛い。2018/02/08
いつかはビーエム
0
利家は秀吉にも家康にも一目おかれていた。もう少し長生きしていたら歴史はかなり変わっていたんだろうと思う。2012/05/14
にき
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(売)2010/07/16