ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062200554
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」が本に! その胸がすくような言葉で教えてくれるのは、人生を豊かに生きる方法です。大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」書籍化第2弾、待望の刊行です! 
新聞各紙の書評などのほか、前作に感想の声が続々。「おもしろいのに感動」「ふしぎな力がわいてくる」「歯にきぬ着せぬほんとうの言葉」「吹き出したりもするけれど、心の霧が晴れた」「痛快なのに、泣けてきた」などなど。

全世界販売部数が300万部の大ベストセラー『100万回生きたねこ』の絵本作家にして名エッセイストの佐野洋子さん。そのヨーコさんの言葉を、絵で伝える今注目のイラストレーター北村裕花さんの250点近い絵も、オールカラーで収録。
第2弾では、いよいよ要望が多い「フツーに死ぬ」も収録。『100万回生きたねこ』誕生に込められたヨーコさんの切ない想いが明かされる「二つ違いの兄がいて」も読めます。
そのほか、「せめてこれ以上、誰も何も考えないで」では、日常のささいな喜びの見つけ方からご機嫌で生きていく秘訣が。「あーつかれた」ではなぜか、美人より不美人のいる社会が豊かだと判定。「これはペテンか?」で、年をとっても惑うのはどうして?とヨーコさんは戸惑い、人生は40歳からかもしれないと喜ぶ。番組でも人気が高い1本の「貧乏人の品性」は、美大生時代の貧乏な同級生が登場。ズボンのベルトが買えない男、ズボンがひとつしかなく洗濯したらパンツ一丁で待つ男……他、読めばみるみる心が自由になるイラストエッセイの数々。その中でヨーコさんはときに、「私が一番嫌なのは、これが真実、これが真実とわめく事である」と釘を刺す。
本作は、人生に何が大事か、変哲のない人生の重みを、おかしく優しく、けれども鋭い視点で教えてくれます。

その1 せめてこれ以上、誰も何も考えないで
その2 あーつかれた
その3 これはペテンか?
その4 貧乏人の品性
その5 それが何ぼのことだ
その6 朝目がさめたら、風の吹くままに
その7 何も知らなかった
その8 二つ違いの兄がいて
その9 フツーに死ぬ


佐野 洋子[サノ ヨウコ]
著・文・その他

北村 裕花[キタムラ ユウカ]
著・文・その他

小宮 善彰[コミヤ ヨシアキ]
監修

内容説明

全世界300万部のベストセラー『100万回生きたねこ』に込められた切なる願いが明かされる。NHKの人気番組イラストエッセイ第2弾。「フツーに死ぬ」も収録。

目次

その1 せめてこれ以上、誰も何も考えないで
その2 あーつかれた
その3 これはペテンか?
その4 貧乏人の品性
その5 それが何ぼのことだ
その6 朝目がさめたら、風の吹くままに
その7 何も知らなかった
その8 二つ違いの兄がいて
その9 フツーに死ぬ

著者等紹介

佐野洋子[サノヨウコ]
1938年、中国・北京で生まれ、終戦後、日本に引き揚げた。1958年、武蔵野美術大学に入学。1966年、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶため渡欧。著書の絵本では、ロングセラーとなった『100万回生きたねこ』(講談社)や第8回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した『わたしのぼうし』(ポプラ社)ほかがある。童話にも、『わたしが妹だったとき』(偕成社)第1回新美南吉児童文学賞受賞作などがあり、エッセイも執筆、『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫)では第3回小林秀雄賞を受賞した

北村裕花[キタムラユウカ]
1983年、栃木県に生まれた。多摩美術大学を卒業。2011年、絵本作家としての初期作品『おにぎりにんじゃ』が第33回講談社絵本新人賞佳作に

小宮善彰[コミヤヨシアキ]
NHK名古屋放送局制作部チーフ・プロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

113
第1弾から可愛いと思っていたこの表紙のにゃんこがご逝去されたというのがショックです。洋子さんの言葉、今回も頷いてしまった。お金がある現代の価値は全てお金になってしまった寂しさや、モノにあふれて豊かに便利になった今、なぜイライラしたりあくせくしたり気持ちにゆとりがなくなってきたのか等、改めて考えや思いを巡らせた方が良いテーマが沢山ありました。2016/04/23

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

108
★★★★じたばたと無様に今日も生きています。どうやら人生の折り返し点も過ぎたようで、いつの間に老いや、病や、死といったモノたちが、その存在を主張しはじめています。生命が無限で無いと、時間には限りが有ると知ってから、まだ20年も過ぎて居ないような気がします。生命のバトンはとうに子どもらに渡していると言うのに、まだまだ枯れたくなくて足掻いています。ふつうに死ぬなんて、しれっとヨーコさんは言うけれど、生きる事にさえ足掻いてしまう、私は途方にくれるのです。2016/06/18

itica

71
珍しく夫が「これ、読んだら?」と勧めてくれた本。何だ、二作目じゃないかと思ったけれど、問題なかった。日常から生まれる小さな疑問。他愛も無いことなのに「分かる」と頷いてしまう。最後の、猫のフネの場面では思わず泣いてしまった。あるがままに生きてあるがままに死ぬ、それが現代の人間には難しい。私たちは多くの便利なものと引き換えに、大切な何かをたくさん失ってしまったのかもしれないね。 2019/02/28

pukupuku

65
軽いのに深くて、鋭い突っ込入れてるのにゆるい。この素朴な感じ、とってもいい。うん、うんって、しみじみ頷く。2019/05/18

ぶんこ

61
1巻目だと思い込んで読みました。佐野さんのエッセイと絵がとても合っていて面白い。お兄さんの死、飼い猫フネの死と短い言葉の中に痛切な悲しみを感じました。佐野さんご本人が癌宣告を受けた日に、貯金をはたいて緑色のアメ車を買われたエッセイを読んでいたので、感慨深い。2018/10/07

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