内容説明
キンドル、遂に日本上陸。元AP通信社、タイム誌記者の著者が、キンドルが米国のメディア業界に与えた衝撃をリポート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
9
いくらキンドルが素晴らしい端末であろうとも,紙媒体がすぐに廃れるということはない.しかし,長期的に見ると,紙媒体が廃れていく可能性は高い.そのため,今のままの収益構造では続けていけない以上,新しい構造を作っていく必要がある.2013/03/01
baboocon
3
キンドルそのものというよりも、米国新聞業界の深刻な経営危機の現状と今後の動向についてのレポートといった感じ。新聞ではなく「本」についての記述が少ないのは著者が新聞出身のジャーナリストだから仕方ないのか。テーマが同じでも佐々木利尚氏の「電子書籍の衝撃」との視点、論点の違いを読み比べると面白い。2010/04/28
星空の挑戦者
3
電車に乗ってると隣に座る外国女性がキンドルを読んでた。私はというと8つおりした新聞紙を読んでたのだがどう考えてもキンドルの方が快適。いずれ紙媒体は消え携帯デジタル端末に置き換えられるのだろう。米国の新聞宅配システムは大雑把なことも新聞デジタル化が加速されたのではと思う。しかし紙媒体は個人利用より複数利用に利点あり。2010年、今年はキンドル、ipad元年になると思われますが紙とデジタルどっちがいいんだろう。2010/02/19
Kazuki
2
Kindleと聞くと今はもうすでに広まり、多くの人が知っていることだろう。しかし、この本は10年前の本ではあるが、出たはじめのKindleに着目し、これからはデジタル化が進行していくだろうと予測している。その一方で、デジタル化=ペーパーレス化でないことにも言及しており、現在の状況を見ても紙の方が良いという人、場面は一定数あるため、この本で述べられていることの少し未来を知る身からすると面白いと感じた部分でもあった。2020/01/21
Akikot
2
iPad日本発売開始の今、iPadで新聞を読みたいかと考えながら読んだ。日本の宅配制度を考えると、自動ダウンロードにそう魅力は感じられない。ただ、これ以上月極購読料が上がるなら電子版も料金次第で魅力。でも、iPadだったらお菓子を食べながらコンテンツを読めないな。2010/05/30
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