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井浦新の日曜美術館

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784861524509
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

内容説明

NHK「日曜美術館」司会素顔のエッセイ。井浦新の素顔に出会う書き下ろし“コラム”も収録。

目次

陶芸家・河井寛次郎―宇宙の器、器の宇宙
神々を彩る美―神社の宝・名品探訪
夢のムンク―傑作10選
大地の画家・神田日勝―半身の馬
日本画家・川合玉堂―山河よ、ふるさとよ
江戸琳派の異才・鈴木其一―アメリカを魅了した“朝顔図屏風”
岡倉天心―筆を持たない天才芸術家
日本伝統工芸展―“手”は無限なり
詩人・高村光太郎の実像―智恵子に捧げた彫刻
萩原英雄―生涯、富士を彫る
奈良・興福寺の国宝仏像―永遠に強く、美しく
正倉院展―荘厳なる天平の祈り
本阿弥光悦―日本最強のマルチアーティスト
写真家・植田正治―写真する幸せ-UEDA‐CHOの秘密
版画家・川瀬巴水―郷愁に染まる風景
彫刻家・朝倉文夫―アートの旅に出かけよう!朝倉彫塑館
画鬼と呼ばれた絵師・河鍋暁斎―弟子・コンドルが見た暁斎
影絵作家・藤城清治―八十九歳の挑戦「風の又三郎」

著者等紹介

井浦新[イウラアラタ]
1974年、東京都生まれ。俳優。映画『かぞくのくに』で第55回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。歴史、美術、日本の手仕事の魅力を広く伝える活動も多角的に展開。ものづくり集団「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」ディレクターはじめ、2013年より京都国立博物館文化大使、NHK「日曜美術館」司会、「匠文化機構」理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

61
井浦さんは以前から好きでしたが、モデル上がりの雰囲気イケメンだと思っていたので(本当にすみません)まさかここまで実力派俳優に成長されるとは意外でした。良い年の重ね方されているなあと。本書はほとんど日曜美術館の内容を収録したものなので目新しさはなかったですが、鈴木其一、植田正治、そして藤城清治氏の切り絵の章が印象深かったです。新さんの誠実なお人柄が伝わる文章でした。表紙の植田調写真もお茶目で好きです。新さんにはずっと大好きな日曜美術館の司会を続けて頂きたいです。続編は出ないのでしょうか。2017/02/11

58
憧れの俳優のひとり、井浦新さん。彼のアート好きは、生半可でなく相当なものです。日曜美術館にたいする、彼の矜持が素晴らしい。専門的なこともよくご存知だけれど、決して文章に嫌味はなく、作家をおもうやさしさと、アートへの深い愛情が、まっすぐに伝わる文章です。いいなあ、すてき。知ろう、拾おうとする気持ちって、生きる原動力に繋がるし、『好き』という対象との理想的なむきあい方、みたいなのを教わった気がして、すごくいい刺激になりました。一層好きになった!2015/10/11

紅香@新刊購入まで積読消化あと4冊⭐︎

46
『学びには終わりがないこと。挑戦することが人生の醍醐味』それを根底に案内する井浦新さん。私の根っこもそこに集結している。だから全てをかけて何かを成し得た芸術家の生き方にとても惹かれる。。その深い湖に沈めたもの。失ったもの。愛したもの。探したもの。そんな見えない部分の結晶を感じとることが生きるエールに繋がる。戦い抜いた後の顔と同等に美しい。眩しく誇らしい作品が未来になる。。知らないことが一杯。学びがあるって楽しい。井浦新さんの思い、熱くも涼しげな眼差しから発する言葉に共感。その終わらない好奇心がとても好き。2014/12/21

入江

19
Eテレ「日曜美術館」に出演されていた井浦さんが語りかけてくるような、素朴で力強い文章でした。コラムも楽しく、A4ファイルに展覧会のチラシを保管しておくことや、グッズに気分があがること、3周する鑑賞法など。なぜか癒され元気になります。2020/11/14

kuma suke

12
新さんの言葉で書かれているので、非常に読みやすい。美術にも造詣が深い方なんですね。2014/09/12

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