内容説明
重度身体障害者を在宅勤務社員として採用しているIT企業「OKIワークウェル」。ここの社員であり、筋ジストロフィーに冒されている編著者自身の体験や、共に働く仲間たちの仕事ぶり、障害についての苦闘等を交えながら、同社のユニークな取り組みを浮き彫りにしていく。重い障害のある人も働ける、在宅勤務システムづくりの熱い実践記録。
目次
プロローグ 障害者が在宅で働くということ
第1章 障害者在宅雇用への挑戦
第2章 OKIワークウェル創業
第3章 ワークウェルコミュニケータの誕生
第4章 仕事と雇用の開拓
第5章 OKIネットワーカーズの未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
9
障害者を雇用する.そして,その雇用した障害者を事業に役立てる.それが実現できれば,会社にとっても本人にとっても,そして社会にとってもプラスである.そして,様々な人の努力により,それは実現した.2012/07/03
ichiro-k
6
現代でいうところのWIN-WINの発想に似ている「売り手よし・買い手よし・世間よし」という近江商人の三方よしの理念を思い浮かべました。4、5百年前の方が物質的に貧しく平均寿命も短かったのですが、精神的には豊かな国だったんでしょうね。鶴餅もハイジもピン子もビックリの社是・経営理念を掲げて行動ができない企業が多い中、OKI電気さんのような企業や人物がいるということは、日本もまだまだ捨てたもんじゃぁないのかな・・・・・・2010/02/19
あっちゃんのパパ
1
評価=3:重度の障害者でも立派に働ける環境を作ったのは素晴らしい。2019/01/11
tu-ta
0
ここの意義は理解できる。じゃあ、OKI本体は雇用をここにまかせていいのかとも思う。2010/02/11
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