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内容説明
「坂本さんよ、おまえさんは死んでしまったが、おれは生き残った」。坂本龍馬の「海援隊の思想」に影響され、三菱商会を創業した岩崎弥太郎。後藤象二郎、吉田東洋、ジョン万次郎、豊川良平、岩崎弥之助、石川七財、川田小一郎、そして、坂本龍馬… 師、ライバル、腹心たちを通して、岩崎弥太郎の企業哲学に迫る! 海援隊と三菱商会はなにが違ったのか? 巨大財閥の地盤はどうつくられたのか?
目次
第1章 詩とソロバン―実業家・弥太郎を育んだ土佐魂(江戸の空気は自由だ;「関ケ原」から生まれた、土佐の怨念;身分制度と岩崎家;賢母の教え;後藤象二郎からの依頼吉田東洋と海防論;ジョン万次郎のアメリカ話;長崎での挫折;武士も食わにゃーあかんぜよ;弥太郎の雌伏)
第2章 維新の胎動・海援隊の設立―激動の中でこそ新たな人材が生まれる(激変する土佐;武市半平太の過激行動;土佐勤王党の終焉;時代の先駆者;勝海舟と佐久間象山;→太郎のグローカリズム;藩救済の限界・土佐藩のモデルチェンジ)
第3章 龍馬の遺言―海援隊から三菱商会へ引き継がれた志(弥太郎の出廬;陽気なフィクサー・豊川良平;後継者・弥之助;人材を輩出した岩崎家の同族主義;再び、長崎へ;坂本龍馬との出会い;経済と政治の間で;龍馬の死―維新へ;石川七財;実業人・五代友厚;川田小一郎;実業家・弥太郎の誕生;龍馬からの遺産;武士を廃業する;三菱の誕生)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
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e107、少し前から三菱関係の本を読んでいるんですが数年前の坂本龍馬関係の大河のせいで若干困ったことになっているらしく、とりあえず生身の存在として関係した時期は少ない。しかし家近隣、両者強烈な個性で有名。で、この本で初めて知ったんですが本当に三菱商会が「海援隊」の会則を受け継いでたのね? まあなんというか…大河の書き方もフィクションとしていいんじゃないのかなぁ。岩崎弥太郎は著者さんも言ってましたが思ったより無茶な人でもないよね。後藤象二郎や山内容堂、吉田東洋とか旧土佐藩との関係がわかりやすかったですかも。2014/04/18
ゆん
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図書館借り。岩崎弥太郎がどういう流れで三菱商会を作ったのかはわかったけれど、なんとなく話がぶつ切れという感じが。もうちょっと弥太郎の話を掘り下げて欲しかったかな。でも字も少なくて読みやすい本ではあった。2011/01/26
AZALEA
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★★★★2010/04/03
jjjjpppp
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わが道を行こうと思った。2010/03/18