出版社内容情報
山の頂上へ行こうとしない人は失敗しない。自分の心の中をのぞこうとしない人も。そんな人達が失敗を恐れぬ勇気を持ったら… 小学生高学年から
内容説明
本書はスウェーデンで生まれました。日々の暮らしの中のささやかなちいさなちいさな感動を見逃すことなく伝えてくれるそんな本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
68
『あなたへ』シリーズ第10巻。ひとつのテーマを短い言葉とイラストで考えさせる絵本。わずか20ページほどの小さな本だけど、続けて読むことでほんの少し自分のことが解った気がします。描かれることは理解できるけど、あまり心に響いて来ない巻がありました(その問題は今のところ解決済み)。知り合いのことを思い浮かべた巻もありました。そして、今の自分の心に一番響いたのがこの巻。頭では分かっているのに、それに追いついていない心。「挑戦する気にもならない人は失敗しない。はじめからあきらめている人は失敗しない」。2015/07/11
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
失敗を怖れないゆうきを持つ大切さ。私自身は考えるより行動してしまい、たまには失敗する事もあるけれど、行動する事で色んな学びが出来たから、これからも行動するゆうきは持ち続けたい。2019/03/21
テルテル
39
現代社会は余計なことに首をつっこまずに、自分の守りに入り悪いと分かっていても目をつぶっていることが多いように思う。私のお気に入りの絵本『おおきあな』と共感。何もしないで静かに見守っていればきっと自分には災難は降りかかってこないかもしれない。文句も言われないかもしれない。まがいに気づいていてもそれを黙認して見逃せば火の粉かふりかかってこないかもしれない。でも本当にそれでいいのかな。仕方ないのかな。勇気をもって行動するとほとんどの場合、心に攻撃を受ける場面が出てくる。立ち上がらなければ何も変わらない。勇気を。2015/06/24
tokotoko
35
★スウェーデン★タイトルのシンプルさに惹かれ、心の中の自分ワールドを作っていくために、きっときっと必要なものだろう!!・・・って思って、買ってしまいました。ゆうきはものすごく大きな力がいるから、大変なものだーー!!って思い込んでいたけれど、読んだら、ほんのちょっとだけ力出したらいいんだ、ってわかりました。だから、これからは、小さな小さな勇気をちょこちょこっと出して行こうかなーって思っています。2015/10/14
ヒラP@ehon.gohon
25
シンプルで、とても観念的な絵本ですが、ストレートに読者に問いかけてきます。 「失敗おそれない勇気を、少しだけ持ってくれたら、地球は住みよくなるだろう」という飛躍を一瞥する前に、クリスチャンソンが列挙している「失敗しない人」の姿を見直したいと思います。 「やる気の無い人」、「挑戦しない人」、「無関心な人」、「無視する人」、「あきらめている人」、「ゆとりのない人」…。 確かに、こういう人たちが地球を悪くするのかもしれないと、考えさせられました。2021/12/09
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