Gファンタジーコミックス<br> うみねこのなく頃に Episode2:Turn of the golden witch2巻

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Gファンタジーコミックス
うみねこのなく頃に Episode2:Turn of the golden witch2巻

  • ISBN:9784757527638

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内容説明

【戦士と魔女の、永き戦いが始まる。】
家具。心を持ってはならぬ右代宮家の使用人。紗音は、魔女の力を借り自らの思いを成就させた。嘉音は、敢えて距離を置くことで自らの思いを忘れようとした。しかし、酷薄なる魔女は千年の生のひとつの余興に、彼らの恋心を弄ぶ。昭和58年10月4日親族会議のその日。六軒島に集まってくる片翼の鷲の紋章を刻みし欲深き者達。彼らの前に現れたのは黄金の魔女。連続殺人幻想第二章。駒は揃った。戦士と魔女の長きに渡る戦いが、今幕を開ける。
(C)竜騎士07/07th Expansion (C)2009 Jiro Suzuki

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九夢

6
【「家具じゃないんだぞ!!君は人間だぜ!?」「僕は人間じゃない!!!!」】 右代宮家にふさわしくなきゃいけないジェシカ。 右代宮家の家具に徹するカノン。 カノンの深い拒絶。 二人はジョージ達のように上手く行かない。 わがままで我慢を知らない幼いマリア。 マリアを他の子供と比較して焦り恥じる暴力的なローザ。 児童虐待パートと片親パートがあるから沙都子+レナ。 嫌味を言うエヴァに苛つき、マリアにビンタ。 ep1では顔を歪ませ笑い、ベアトリーチェの肩を持つから嫌いだったけど、こんなにも可哀想な状況だったとは。2024/01/10

結葉天樹

5
使用人は家具。心を持ってはいけない存在。だが紗音は魔女の力を借りて人間としての幸せをつかむことを選んだ。嘉音は自らの心を封じて家具として生きることを選んだ。その選択が果たして正しかったのかは誰にもわからない。だが彼に思いを寄せる一人の少女が心を痛めたのは確か。やりきれない気持ちを抱えたまま、親族会議の日がやって来る。いよいよ始まる戦人の推理とベアトリーチェの魔法の対決。新たなゲームの盤面ではベアト自らが島に上陸。犯人=ベアト=魔女=事件は魔法によるものとするベアト側に対し、戦人は幻想を打ち砕けるのか。2019/06/14

十六夜(いざよい)

5
母親に罵られ叩かれる真里亞は可哀想だけれど、あのスイッチの入ったような壊れ方はちょっと怖い。これから何か事件が起こりそう。しかしベアトリーチェ、膝間付いて靴を舐めろって…鬼畜か!2015/01/01

645

5
六軒島以外での生活を垣間見れたのは良かった。夏妃は自分の右代宮家の立場を気にし過ぎているせいもあって母親としての娘への配慮が足りない。楼座に関しても同様の事が言えると思う。一方で、嘉音は朱志香の文化祭見てから本心では家具から人間へと気持ちが揺らいでるのが伝わる。頑なに自分の「立場」を固辞していた嘉音が変わる事が出来ると思っていたら…ベアトリ―チェが…。性格悪いなぁ。戦人と相対してる時の表情とは別物。今回は普通に楼座や霧江の前にも若い時の姿を現したけどどういう展開になっていくのか。2012/09/08

日奈月 侑子

4
親子揃って二面性半端ないよなあ、と読み返してて改めて思った今日この頃。でも、子に生まれる親は選べない、と言った時の楼座の台詞にちょっと救われます。大切にできる親に生まれて欲しかった、と考えてる時点で、少なからず真里亞の事は案じているんだと思いたい。悪い言い方をすれば、楼座は基本的に自制心が足りない印象を受ける。自分の感情のままに真里亞に接してしまうから自分まで苦しんでるんじゃないだろうか。 全体的に嘉音の葛藤が苦しいです。そして後半の真里亞に対する嘉音の対応が好きだった。払うしかできなくても、優しい。

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