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内容説明
日本では禅の宗派に属する、臨済宗。(一休さんなどが有名☆)その寺の住職である著者の兄の修行僧時代を中心に、お寺のこと、お坊さんの衣食住などをわかりやすく描いた、日本初の坊主コミック・エッセイが登場!さらに、急にお葬式に行かなければならない時、またはお葬式を出す側になった時に知りたい、マナ-、お葬式やお墓の金額相場、仏壇の祀り方など『すぐに使える! お役立ち仏教マナ-ガイド』も収録!知っているようで知らなかった、お坊さんの世界がここにある……!!
目次
本日出家日和
日々是修行
方丈茶話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
45
友人本。実家エッセイ漫画。これは面白かった!作者さんは表紙のわんこの方です。袈裟姿の方はお兄さんで、臨済宗のお坊さんです。個人的には最近「鉄鼠の檻」を読んだのでタイムリーでした。一般人から見ると謎すぎる修行の内容が、分かりやすく読みやすく描かれています。本書は荒川弘さんの「百姓貴族」と並ぶくらい良い実家エッセイ漫画だと思います。2018/12/04
かおりんご
34
コミックエッセイ。この本を読んで、私が小さい頃から知ってる『おーっさん』(托鉢しているお坊さんのことを、我が家ではこう呼んでいました)は、『ほーっ』といっていたことが判明!『おーっ』だとばかり思っていたよ。東京では見かけないけれど、実家では年に数回やってこられるので、どこかから『ほーっ』という声が聞こえてくると、お祖母ちゃんやお母さんから小銭をもらい、玄関先で待ってたっけな。実家は臨済宗ではないけれど、托鉢には寛大でした。神父様にしても、阿闍利様にしても、宗教の道にはいる人ってすごいや。2017/03/25
ぺぱごじら
32
『荒川弘推薦』とあっても『鋼の荒川』ではなくて『百姓貴族・荒川』の方(一緒だが:笑)。禅宗・臨済宗 の禅僧達の暮らしを、住職の妹が描いています。お坊さんが妻帯するようになった事情から、観光地にもなっている名刹の裏に、ひっそりと修行僧たちがいるという事実に、少なからず驚きました。社会に対して「閉じている」世界には、それなりの通過儀礼があったり、意外な「免許証」が存在したりと、爆笑するより驚いたり感心したりの一冊。宗教というのは、暮らしの中に悟る機会はあることに気付くものなんだなと感じました。2011/02/11
らぴ
27
宗派によって決まり事がいろいろ違うこと、そして禅寺のお坊さんの修行の厳しさに驚いた。作者のお兄さんは禅寺の跡継ぎとして当然のようにそれらをこなしたのだと思うと感動……。個人的にはお兄さん夫妻がお互いを「姫」「殿」と呼び合うというエピソードにニヤニヤ(笑)。2010/03/15
ダミアン4号
23
知られざる(?)お坊さんの色々を描いたコミックエッセイ。軽いタッチの語り口の中に所々「はは~ん…なるほど…」と頷き納得してしまうお話しが散りばめられています。特にお坊さんになるまでの修行アレコレは映画や他の物語でも見聞きしていましたが…今の時代ですからね…実は内緒でこそっと手助け(アドバイス)をして貰えるとは言っても…やはり修行というのは大変なものですね~こんなに厳しい世界じゃ簡単に「世を儚んで出家する」なんて事出来ませんぜ!(苦笑)個人的によく知るのお坊さん(別宗派)も修行については同じ話をされてました2016/03/23