内容説明
劇作家・岩松了の最新書き下ろし戯曲。
舞台は、1929年世界大恐慌時のニューヨーク。フィッツジェラルド作『グレート・ギャツビー』に着想を得た、男と女の恋と孤独。
──この『マレーヒルの幻影』は〈恋をする〉ではなく、〈恋をつくろうとする〉ドラマだと自分では思っている。若い頃無条件に始まったはずの恋を、あらためて諸々の条件のもとに〈つくり直さなければならかった男女のその困難の物語〉と言えばいいだろうか──著者あとがきより。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘンリー
1
12月23日、本多劇場の公演を観て買って帰る。はからずもサイン入り。岩松了による『グレート・ギャツビー』の読み直し。大人になったら、恋はするものではなく、つくるもの、とか。2009/12/25
Dave
0
初めて岩松さんの舞台を観たのですが、いまひとつ分からなかったのであらためて戯曲も読んでみました。台詞のやり取りが不条理なようで実は緻密に噛み合っていて、でも説明的でも過剰でも無い。これが岩松さんの世界かと感動を新たにしたのですが、でもまだ三枝子の最後の行動の意味が分からない…2010/01/11
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