内容説明
人はなぜしつこいのか、人はなぜ頑固なのか、人はなぜ気兼ねするのか――そこには、「心の不安」があった。夫婦・恋人、友人、仕事などの人間関係がうまくいかない。だれも自分を理解してくれない。そんな悩みを抱える心の底には、自分が受け入れられていないという“のけ者意識”があるのではないか。のけ者意識があると、人は自分の居場所を見失う。その不安が、人をしつこくし、頑固にし、気兼ねさせるのである。“のけ者意識”を払拭し、心理的な自分の居場所に気づくための考え方、行動の仕方とは? 心理学者として、長年悩める人々に向き合ってきた著者が送る、生きやすくなるヒントが満載の1冊。本書は、同名のベストセラーを読みやすく再編集したものである。
目次
第1章 “一生懸命さ”は不安からの逃避にすぎない
第2章 気兼ね人間の愛は何故しつこいか
第3章 神経症者の不幸な結末
第4章 前向きになれないのは不安だからである
第5章 何故“居場所”を探してしまうのか
第6章 あなたは本当は何がしたいのか
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっこれあんにゃ
4
×この本を読むと自分が神経症的だったりうつ病的だったり、とにかく正常ではない気がしてくる。とにかく一生懸命働く人は親からの愛情に飢えているだとか、前向きに考えられず、未来に不安があるのはうつ病的な人だとか、ネガティブな言葉のオンパレード。面白いことも書いてはあるが、この本を読んでも自分の居場所はつくれないと思う。 2013/05/31
せいた
3
調べものをしているなかで偶然出会った本。自分を客観的に見て振り返るきっかけにはなる。冒頭から最後までダメ出しされて心が折れかかっているとシンドイかもしれないが、結局は自分の居場所はちゃんとあって、その居場所は自分の心の持ちようだと励ましてくれていると解釈。役割同一性に陥りやすいから、たまにはこんな本もいいかな。2014/10/02
Tac
3
心理学者である加藤諦三氏が、気兼ね、しつこさ、頑固といった気質の心理的原因を分析した本。加藤氏の他の本と同様に、すべての人は何らかの神経症を持っており、その原因は、幼少期に親から受けた虐待のトラウマであるという展開は、辟易してしまうが、さまざまな行動に対する心理分析として書かれていることには、納得できることが多い。自分だけは特別でありたい、常に自分に関心を持ってもらいたいといった、幼児性の強い、甘えの心を持ったままの大人が、社会生活の中で、居場所を見つけることができず、自分自身を追い詰めていくことになる。2012/07/22
kyon
2
『無名兵士の言葉―人間を幸せにするものは何か』と言う本が良かったので、図書館で加藤諦三さんの本を借りてきました。気楽に読める本かと思いきや難しい。いろいろな人が出てきて「あ〜こう言う人居るな〜」と他人事な私。読んでいるうちに、「ん?自分はどうなんだ?と考えなきゃダメかな?」と思いつつ、なるほどね〜、と、イマイチ実感なし。まだまだ自分が見えてないのかな?(笑)ただ、『好きな楽器を見つけられたら宝くじに当たるより幸せ(p129)』と言うのを読んで、今やりたいことがあるから居場所があるのかも?とプラス思考な私。2016/08/30
鴨の入れ首
0
長年感じていた「生きづらさ」が少しだけ楽になった本でした。自分を見つめ直し、少しずつ息苦しさを和らげようと思いました。2024/06/06




