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内容説明
日本の歴史を代表する人物である聖徳太子は、人間として何に悩み苦しんだのか。太子虚構説が注目を集める現在、『日本書紀』その他の史料から、その実像と寺院建立の謎に迫る。
目次
序章 殺人者の苦悩と悲しみ
第1章 四天王寺―守屋鎮魂のための最初の寺
第2章 善光寺―「七」による浄化の仕掛け
第3章 飛鳥寺―見え隠れする神道の呪術
第4章 法隆寺―死霊に対する恐怖
第5章 広隆寺と中宮寺―渡来人・秦氏の関与
第6章 橘寺・法輪寺・法起寺―共通する鎮魂の秘儀
終章 物部守屋の正体