内容説明
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製薬会社の買収、追い落としを狙う上司の陰謀、腹心の追放、そして東証上場-。次々と降りかかる難題に直面しながらも、池田岑行は日本ワーナー・パークをグループ屈指の地位に引き上げていく。しかし、米国本部には新CEOの失策を機に、世界最大の製薬会社による史上最大級の敵対的買収が仕掛けられようとしていた。総額10兆円に及ぶ、世界の市場を揺るがす巨額TOB。企業の存亡を賭けた攻防戦が幕を開けた。「奇蹟のCFO」と呼ばれた男が、そこで見たものは何か?三角合併の解禁により、外資企業からの相次ぐTOB攻勢に喘ぐ日本の現在を予見した、衝撃作の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
terukravitz
3
図書館本 ★☆☆☆☆2017/10/01
Ukati
2
なぜこうも都合よく仕事のデキる男性の近くにいるしごとのできる女性は美人でスタイルが良いことになっているのか。 現実もそうなのか。。。2019/02/27
kawara26
1
下巻読了。週末を利用してでしたが、一気に読んでしまう程内容に引き込まれました。確かに最新情報でも2007年だったんで、古めかしさはありましたが、でも内容は、今でも色あせていませんでした。「敵対的買収」っていうと企業ですが、それに準ずることを今は国家がやっているって思えば、池田さんの処し方は参考にしたいなぁ。。。能力差は歴然だけど。。。2016/11/13
Ukati
1
「経理」という枠で仕事をするのでなく、会社のコントローラー的な存在で巨大外資系企業に30年身をおいた池田。主人公だけでなく、非現実とも思えるくらい魅力的なビジネスマンが出てくる話。下巻後半の買収劇が話のメインだったようだが、個人的には上巻後半のビジネスワールドが好きだった。どろどろした感情論で動かされる人間と、権力を持った人がそれをしてしまうことの重み。優れた組織は、優れたリーダーがいればいいってもんじゃないと改めて実感させられた。2012/04/26
sayan
0
うーん、上巻以上に下巻はとっつきにくかった。ほとんど好みの問題。とは言え、経理という部門を担当する前に一人のビジネスマンであれ、という考え方を示した箇所は興味深かった。CFOというポジションを30年間務めた主人公にライブドア問題を語らせているけれど、いまいち伝わってこない。「銭の戦争」中で「拝金主義」を批判したり賛同する発言のほうにリアリティを感じる。2016/05/09
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