内容説明
【SD名作セレクション(テキスト版)】〈聖盃〉によって見知らぬ世界へ飛ばされてしまった亜砂とガラハッド。そこで出会った少女・フェイから、これまでの真実を教えられる。〈ラグナロク〉の決着、鞠の本当の過去、姉の真実の願い、円卓騎士たちの未来――。すべての出来事が見事な円環をなし、今ここに壮大なストーリーへ終止符が打たれる! 泣いても笑っても、これが最後の12巻!! “アーサー王”の物語が完結する。※この商品にはイラストが収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鑑真@本の虫
1
完結。 聖杯に導かれた先は、最初にして最後のラグナロク。 56.7億年が寿命たる世界が2.6万年単位で21.8万層に区切られ、同時進行する中の最下層でアサはダナーンの生き残り・フェイと出会い、人間の存続のために共に闘う決意をする。 多少駆け足ではあったが、しっかりと積み重ねた伏線を生かした展開は嫌いじゃない。 特にマリとグィネヴィア、モーガンの正体は予想通りながらも素晴らしい要素だったと思う。 最後までシリアスになりきらないのがこの作品のいいところ。 マリとお幸せに! お疲れ様でした。2015/01/24
ハロサイ
1
世界は56.7億年を2.6万年単位で計21.8万層に区切られており、各々独立し同時進行している。最下層でダナーン最後の生き残りフェイと会った亜砂は、フェイがラグナロクでオーディンと戦う為の聖具となる事を承諾する代わりに、次の世界に人々を存在させてくれと頼む。しかし同意に至る前にオーディンに攻めこまれ、フェイはティル・ナ・ノグを封印し、亜砂を光速で宇宙に飛ばし、自分は上層階へ逃れる。そして元の時間軸で亜砂とフェイとグィネヴィアは再会する。面白かった。最初からこんな感じなら良かったのに。[☆☆☆☆-]2012/10/27
杉浦印字
1
綺麗に畳みきってついに完結! 展開のペースなど瑕疵はあっても、楽しいシリーズだった。「これを書かねばならない」という業のような執念が感じられるからこの作家の作品が好きだ。2010/02/16
ご主人様見習い
0
この小説は、全巻持っていて2巻読んで積み本にしていたんだけど、2chの寝取られスレを 読んでたら↑の小説が寝取られな欝展開になるらしい。 ラブコメでしてはいけない、主人公に好意を持っている女の子を最終巻の数合わせで 他の男と合わせる愚考。 大量の積み本があるのに、この情報を得たからには廃棄処分だな。 主人公を中心に女の子が集まってくるからハーレム物として購入してたけど 最後でどんでん返しか・・・。 まあ、途中まで読んで時間を潰さなくてよかった。 とりあえず、この作者は要注意だな2013/10/23
かぜやまごろろ
0
ついに完結……ですが、正直、人間関係も戦闘もぶん投げて終わってしまった感が。まあ、最後の戦いが消化試合的になるくらいなら切ってよかったし、あとがきによると予定通りらしいですが……。途中から全然”生徒会”関係なくなってしまいましたし。最後にかけてラーンスロットやトリスタンという個人的にとても気に入ってたキャラの陰が薄くなったのは残念。後日談として円卓生徒会Shuffleでも出ていれば最高だったのですが。2011/02/23
-
- 電子書籍
- 薔薇のマリア II.壊れそうなきみを胸…