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内容説明
お父さん、お母さん、追い詰められないで-次々と流れる子育てのあやまったフレーズ。長年、親子の相談を受けている著者がその誤解を解き、自信を持って子育てするための指針を示す。
目次
第1章 「テレビやゲームの暴力シーンが、子どもを乱暴にする」は本当か?(母親の89%がこのフレーズを信じている
子どもの乱暴さには意味がある
実験室と現実社会は違う ほか)
第2章 こんなフレーズに惑わされないで(「テレビやビデオを見ると、発達がゆがむ」
「ゲームばかりしていると、ゲーム脳になる」
「3歳からでは遅すぎる」 ほか)
第3章 情報に惑わされずに、子育てをするために(夫婦でとことん話し合う関係を作る
環境を整える
教育相談・心理相談の立場からすすめる子育ての3つのポイント)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
メディアに載っている情報というのは,完全な真実ではない.データを伴ってのものであったとしても,条件はそれぞれの家庭ごとに異なっている.参考にするのはよいが,それを絶対の真実として無理やり当てはめようとするのは辞めておいたほうが無難である.2011/12/23
gondan
3
★★★★☆ テレビやうわさに惑わされて、子育てに迷い悩む親に対して、安心を与えてくれる本です。テレビやビデオは見せてもいいのか、爪かみは無理にやめさせなければいけないのか、など親ならだれもが悩むでしょう。科学的根拠がないことは気にしちゃいけない2012/08/25
jojo
2
古本 氾濫している情報に惑わされないで育児がしたいと思い読んでみた。一緒に悩んでくれる人の存在が多い方がいい。信頼できる相談の場があれば完璧。2013/03/24
ひろか
1
子育て中のお母さんに向けられたら本。氾濫する情報に立ち止まってみてはいかが? 専門家にはあまり参考にならないかも。2009/12/02
ひろけん
0
タイトルは大げさ。『専門家の』というほどのことはなく、いわば巷に流布されている風説を取りあげて『根拠がない』と言っているに過ぎない。例えば『テレビの視聴は子どもの人格に悪影響を及ぼす』ことについては『適度な視聴ならば良い』し、三歳児神話についても『科学的証明はなく、まだ分からない』といった具合。『必ずしも離婚が子どもに悪影響を及ぼすわけではない』例として、『DVの場合』って、そりゃそうだろう!と突っ込みを入れたくなる。ちなみに自閉症は治らないのか?この本にそう書いてあるんだが。2015/04/22