内容説明
アフリカタワーの崩壊事件“ブレイクピラー”から4ヶ月。治安強化を名目に、連邦軍をも指揮下においたアロウズは、大幅な勢力拡大を果たした。その執拗な攻撃によって追い詰められたソレスタルビーイングは、戦局打開のためヴェーダの奪還を決意する。その前段階としてイノベイターの捕獲作戦を立案し、リヴァイヴ・リバイバルを捕らえることに成功したが──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆりこ
2
シーリンとクラウスは同僚以上の関係…!そうとは思ってたけどアニメでは明確にしてなかったのでこの一文でスッキリしました。マリナ様は一見地味なヒロインだけど、国をなくし追われる立場になっても自分の命が危なくても、武器を持たずに戦う信念の人でした。ルイスがとうとう親の仇を討つ場面はアニメでも苦しかったけど小説はさらに痛々しかったですね…辛かったです。2013/06/10
春雨
2
ライアニュは補足されてて良かったというより、アニメで駆け足だった言い訳を思う存分ぶちまけて、こういうことだったからよろしくね!って制作の自己満足に付き合わされた感。悲劇のロミオとジュリエットでおられた御本人達は大変結構。家族すら愛せなかった男が女だけは愛せるなんて、素晴らしいご都合主義!制作が悪いよな・・・ストーリー変更前のシナリオでこの二人がどうなってたのかを見たかった。刹那の補足こそもっと!他は良かった。シナリオ変更後13話~からは小説版も見苦しさが目立つ。2009/12/19
瑠果
1
本編では分かりづらかったライルとアニューの関係、留美の真意やソーマの気持ちが分かって面白かったです。特にアニューが裏切った後も気持ちの動きが描かれていて、本編ではいまいち感情移入できなかったけど、小説では分かりやすく面白かったです。2009/11/16
maito/まいと
1
CDドラマの内容や、本編では描かれなかった細かい心理描写があることで、キャラクターがより生き生きと動いていたような気がする。特にライルはバックボーンが断片的にしか語られなかっただけに、アニューへの想いや、己に欠落していたものを自覚するシーンで一気に入り込めた。最終巻も期待大。2009/11/03
TEANの残骸
0
副題通り、メインはライルとアニュー。アニメでは無かった補完が多々あるのはやはり小説の醍醐味。比べられるのはライルも嫌うところだろうが、やはり俺はニールが好きだ、そしてこのときのライルを好きになれない。ただ、このときがあったから映画でのライルを好きになれたのだ、とも思う。2012/10/09