内容説明
ボブの娘ニッキはニューヨークの大学を卒業後ヴァージニア州ブリストルの新聞社に就職し記者として活躍していた。ある日の夕刻、地元に蔓延しつつある覚醒剤汚染の取材を終え車で帰路についていた道中、山道で彼女の車は正体不明の車に体当たり攻撃を受けた。攻撃を2度まではかわしたが、3度目はたまらず彼女は車もろとも森の中へ突っ込んでしまった。ニッキが昏睡状態で入院中との一報を受けたボブは急遽現地へ飛ぶ。そこで、彼を待ち受けていたものは…。ボブの新たな闘いが始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
54
殺し屋に襲われた意識不明の娘のため、元海兵隊特務曹長ボブ・リー・スワガーの復讐劇が始まる。訳がへたくそな上、記述が回りくどいため難航、不本意ながら乗りかかった船下巻へ。2022/07/03
み
27
ボブさんの娘さん、新聞記者となりました。そして、命を狙われた…。ボブさんの暴走が始まりました♪やはり彼には、刀でなく銃よね。2021/08/08
ドナルド@灯れ松明の火
16
久しぶりのボブ・スワガー。忠臣蔵47士オマージュのやや荒唐無稽な前作「四十七人目の男」からしばらく離れていた。ホ作を飛ばして「蘇るスナイパー」を読了していたのに気付いた。 冒頭ボブの娘ニッキが何者かに襲われ意識不明で収容される。読み始めはかなりかったるかったが、事件の背景に事件性を感じたボブが家族を守るために立ち上がる。後半はいつも通り、わくわくしてきた。さぁ急いで下巻へ。2017/06/20
對馬 正晃
9
最近のボブ・リー・スワガーシリーズは、狙撃のシーンもなければガンアクションも少なめ。さすがのボブも歳には勝てませんか・・・(苦笑)もうちょっと頑張ってほしいと期待しつつ下巻へ。2021/04/29
慧の本箱
9
久々のボブです。シリーズ一つ前の『四十七人目の男』が日本が舞台らしくちょっとどうかと躊躇してかくなる上は飛ばして本書。出だしはやや何だかな~。ニッキと殺し屋ブラザー・リチャードとのカーチェイスから本格始動です。ボブは前作日本で受けた傷を引きずりながらも流石まだまだなようです。2019/07/10