内容説明
ヴァンパイアのジョセフィは、最近仲間にしたフランシスを連れて貴族が集まる夜会へ赴いた。目的は「狩り」。血をいただくためだ。しかしダークスカーレットの刺客に阻まれ命を狙われる。かつて敬愛していた帝王サイファーが自分を捕らえようと刺客を送ったのだ。サイファーの元を去ってから五年、外れない指輪が離れられないことを意味するのか…。逃げるように海を渡ったジョセフィたちが降り立った町で、ヴァンパイアの仕業と思われる殺人事件が連続していた。正体を隠しながら事件の真相を追うことを決めるが、おもわぬ人物が関わっていた…!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kara-sio
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バンパネラ少年（青年）二人組は個人的に鉄板です。長く生きてそれなりにしたたかになったけど、老獪になり切れない繊細なジョセフィと、魔物になっても純粋なままなのに時々ミステリアスなフランシスの、少し閉じたような関係性が好き。フランシスが可愛くてたまらないです。最後らへんの、曙光のシーンが凄くすごく美しくて、ジョセフィと一緒にちょっと呆然としました。続きは、レーベルがほぼ亡くなったので難しいかな……。
愛華
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絵が素晴らしく、吸血鬼ネタということで購入。面白かった！続きがあるような内容だったが、いまだに出ず。2010/11/18
ユイ
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正統派ヴァンパイア物。何の実験だったかが気になる所。2010/04/16
ぽんぽこ
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続きが気になるのに、続刊の情報が何一つ入ってこない…。続刊を前提としているので、この本だけでは消化不良な点が散見されます。ニコールやサイファーが個人的には気になりました。ジョセフィとフランシスの、BL一歩手前のグズグズした関係が好きです。2019/11/12
