宝島社新書<br> 戦国武将の精神分析

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宝島社新書
戦国武将の精神分析

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800278173
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0221

出版社内容情報

歴史学と脳科学のトップランナー2名による「新しい戦国論」が誕生!

徳川家康、織田信長、武田信玄……戦国史に名を残す名将たちの
史料に残された言動をもとに、脳科学の観点から各武将の心の闇と真意を解剖しま
す。

「現代日本人の規範として生き続けている家康のペルソナ」
「妻への異常な執着を見せた細川忠興とガラシャが抱えたファザーコンプレックス

「中世の絶対的な『父権』に抗って父親を惨殺した齋藤義龍のゆがんだ愛着スタイ
ル」
「名君・武田信玄の言動に疑われるサイコパスの可能性」
「サイコパス信長とソシオパス松永久秀を分かつ『美』の概念」 

ほか、伊達政宗や石田三成など、総勢15名を「家族殺し」「異常性愛」「サイコパ
ス」などの観点から分析し、
武将たちの意外な実像を次々と明らかにします。

また、「毒親」「日米同盟」「2ちゃんねる」「忖度」など、
現代の社会記号を通して考察することで、今の世の中を考えるヒントにもなる内容
です。

単なる暗記科目ではない「歴史」が、存分に愉しめる内容になっています。

内容説明

「歴史とは暗記科目ではない」―。共通の理念をもつ歴史学と脳科学のトップランナー二人が、史料だけでは読み解けない戦国武将の実像を考察する“新しい戦国論”。中世の「絶対的父権」に抗った武将たちの心理、徳川家康や毛利元就の「意趣返し」にみる日本人の遺伝子、名君・武田信玄の戦略に垣間見られるまさかのサイコパス疑惑など、最新の脳科学と歴史学の知見を踏まえた分析で、驚きに満ちた戦国武将たちの実像を明らかにする。

目次

第1章 家族殺しという病(斎藤義龍―愛着障害による悲しき家族殺し;伊達政宗―「潜在的自己評価」の低い希代のパフォーマー ほか)
第2章 サイコパスの疑いあり(武田信玄―感情で動かない合理的な侵略マシーン;織田信長―完全無欠のサイコパス ほか)
第3章 女の選び方と異常性愛(徳川家康2―確実に子孫を残す生殖戦略;細川忠興―妄想をふくらませたボーダー気質 ほか)
第4章 名将に欠乏したもの(上杉謙信―不寛容で独善的な正義を生んだ「愛」;豊臣秀吉―「問題設定能力」に欠けた天才 ほか)

著者等紹介

中野信子[ナカノノブコ]
昭和50(1975)年生まれ。脳科学者、医学博士。東日本国際大学教授。東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科医科学専攻修士課程、医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務

本郷和人[ホンゴウカズト]
昭和35(1960)年生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で日本中世史を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

77
とても面白かった。脳科学者で医学博士の中野信子先生と、東京大学史料編纂所教授の本郷和人先生による、戦国時代に活躍した武将の精神分析を試みた異色のコラボ対談本。歴史学と脳科学のトップランナー二人が、史料だけでは読み解けない戦国武将の実像を考察し武将たちのパーソナリティや性格を明らかにします。愛着障害による悲しき家族殺しの斎藤龍興。サイコパスの疑いありの武田信玄・織田信長・松永久秀。中二病をこじらせた豊臣秀次。境界性パーソナリティ障害の細川忠興。空気の読めなかった秀才・石田三成など。2024/03/01

チック君

44
読了しました。この本おもしろかったです。脳科学者の中野伸子さんと、東京大学史料編纂所教授の本郷和人さんによる対談方式の一冊。 歴史上の人物が脳科学と歴史学の観点から、どういった人物であったかを読みといてく内容なんですが、けっこう自分が想像していた人物像とはちがった一面があることがわかったりして、おもしろい内容でした。戦国の世の人物も、時代は違えど違えど、どういった人物であったかを、その行動、その行動の心理状態から説明しているので とてもともしろい内容でもあり、現代に生きる私達にもつうずるものがありました。2018/05/16

assam2005

33
戦国時代の武将や姫君を現代的に精神分析し、脳学者と日本中世史専門の先生が対談形式で解説。学校の歴史の授業やTVドラマでは描かれない「どす黒い」部分に焦点があたる。こういうことを絡めて歴史を勉強すると面白いと思うのですが、未成年には刺激の強すぎる気もします。一見立派だと称されている武将の、見るに耐えない影の部分。そういうところを隠さず複合的に勉強すれば「暗記科目」にならないのでは、とも思いました。現代の親子関係にも通ずる問題もあり、腑に落ちる箇所もチラホラ。うわ、私も毒親にならないよう気を付けなくては。2018/08/22

maito/まいと

29
歴史に名を残した人物、あの事件を起こした人物のことを脳科学視点から解読しようという対談集。サイコパスの傾向があるから~で納得していいのか、というところはあるものの、戦国時代という異常環境の中で生き残るのだから、どこかに振り切れてもおかしくはないのか(笑)本郷さんが脳科学・中野さんに聞くだけではなく、中野さんから本郷さんに予想を振って回答を求める、といった双方向の平等スタンスで会話が展開されるのが、発展的でおもしろい。中野さん調べてみると歴史モノの番組にも出演している。だから知識が豊富で慣れてるのか、納得。2018/04/26

みこ

24
現代とは価値観も倫理観も異なる戦国時代の人間を精神分析するという何ともナンセンスな本(笑) とはいえ、各武将の有名なエピソードの時にどんな心理だったか、どんな行動原理があったのかを専門家が分析しているのだから面白くないはずがない。 明智光秀・足利義昭・小早川秀秋などまだまだ分析してほしい武将は多いので続編に期待2018/05/23

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