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内容説明
脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。脳に悪い習慣とは、1「興味がない」と物事を避けることが多い、2「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、3言われたことをコツコツやる、4常に効率を考えている、5やりたくないのに、我慢して勉強する、6スポーツや絵などの趣味がない、7めったに人をほめない、の7つ。これらをやめるだけで頭の働きが倍増する理由を、脳のしくみからわかりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
166
脳への7つの悪習は”物事に対して否定的である”ことが共通項でした。中村天風先生の言った通りでした。2018/09/11
トンちゃん
132
とてもためになる1冊でした。今すぐにでも始められる処方箋的な内容に満足です♪ タイトルは『七つの習慣』をもじったのでしょうけど、内容はしっかりしている印象です。 内容は、脳科学的な観点から脳のパフォーマンスを下げてしまう言動や態度、行動が書かれており、それをしない事で脳のパフォーマンスを取り戻そうというもの。 疲れた、といったネガティブな発想が脳のパフォーマンスを下げてしまう理由、記憶が定着しやすい時としにくい時の差など勉強になります。 この本が出た年、多分大学生だったと思いますが当時読みたかったな。2020/03/04
あすなろ
128
脳に悪い習慣とは何か?脳は本能に逆らえないので、それを止めれば良い。先入観や否定語=大体いい・ダメ・ムリと思うこと等を止めること。即ち、違いを認め、共に生きること。何のためにそれをやるのかという目的の明確化。何に対しても興味を持ち、積極的に取り組むこと等が対処法と勝負脳という言葉を産み出し、講演する著者は述べている。脳の論理でなくとも必要な事柄であるが、気付かされ、出来てない認識もさせられ、その上で脳理論からも理論付けられてある。2017/10/12
ねこ
127
世界的権威の脳神経外科医を経た大学教授の著者が7つの悪い習慣をやめる事によって脳力10倍アップするとした本。脳の本能は「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」の3つでクセは「自己保存」と「統一•一貫性」タイトルの脳に悪い7つの習慣の内、意外な事が2つ。「言われたことをコツコツやる」と「常に効率を考える」です。これが悪い習慣とは!あと、心に刺さった言葉「達成のしかたにこだわり達成率をアップせよ」…90%分かって満足するな!「感性を磨いて理解力を上げろ」です。何事も解像度をもっと上げなければと痛感しました。2024/03/25
AKIKO-WILL
92
タイトルに惹かれて購入!まず最大の難関は「嫌い」「疲れた」などを口にするのがNGと言うコト…好き嫌いの激しい自分にはかなり難しい…嫌いと思った時点で脳には自己保存が働き、相手の意見を聞かなくなるらしい…トホホ… 本も何度も読まないといけない。いつまでも脳を若々しくしたいなら、どんなコトにも興味を持つこと!相手を褒めること、感動すること、スポーツや絵などの趣味を持つなど悪い習慣の反対をやっていくこと。ついつい読んで分かったつもりになりますがまた間を開けて、再読したいと思いました。2015/01/12