内容説明
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高校生たちの瑞々しい感性が生み出すチョークで描かれた青春の1ページ
2019年から2021年の黒板アート甲子園での応募作をメインとして、今年行われた2022年大会の受賞作品も掲載。 また、過去の受賞作品を制作した卒業生たちの座談会を行い、黒板アートの思い出や、技法について語ってもらいました。
本書は2018年9月刊行『黒板アート甲子園作品集 高校生たちの消えない想い(ISBN 9784528021938)』の第二弾です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
50
黒板アート。最初の本が出版されてから、ずっと手に取ってきた。黒板・チョークならではの、独特な風合いが、何とも言えないだけでなく、それを忘れさせてくれるタッチの絵もある。どれだけの思いと、どれだけの時間とエネルギーがこめられているだろう。絵には、いろいろな手法があるし、いろいろな画家の方、それぞれのタッチがある。しかし、これ以上に、それを描いている光景が目に浮かぶのは、そうそうないのではと思う。2024/02/10
たまきら
43
新刊コーナーで陳列されていて一目ぼれ。うわあ、面白い!黒板にチョーク。学校にあるものを利用した、消えてしまうアート。はかないのに力強く、十代のパワーと希望、この時期にしか出せない純粋さ、はかなさ、そして情熱にうっとり。もうね、賞とかつけたくないです、どれも好きで。ただ私個人は自画像と思わしき学生たちがはじけてる作品たちが好みかなあ。…あと、動物が出てくるともう全部好物です。いや~いつまでも見てられる…♡2023/04/07
kou
36
黒板アート奥深し!!どうやって描いているか想像もできない。実際に見るともっと感動するんだろうなぁ。2023/03/31
yyrn
23
驚くほど素晴らしい作品がある一方で、多数の作品を並べ見るせいか、詰めが甘いと感じる作品もあり、制作にかける高校生たちの熱量に差が感じられた。遊び心で挑戦するのも一つだろうが、私だったら、ちょっとの隙も見せたくないと色むらなどは絶対自分に許さないだろうなと思ったり、日本画のように余白(黒板のミドリ)を生かす作品を考えたかななどと思ったが、そんな想像も膨らむ楽しい本だった。募集が毎年春休み時期ということで、卒業記念に製作されたものが多いと知り、高校生活の充実度が計れる?作品集だとも思えたが、すべてが青春か。2024/02/12
みのにゃー
7
読んだと言うより見た、堪能した。やはり賞に選ばれる作品は、上手いだけでなくアイデアもすごい。若い才能をたっぷり楽しんだ。2023/02/06