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内容説明
日本企業復活のキーワードがここにある! 10年間で世界最大手の総合電気企業に躍り出た韓国サムスン電子。その躍進を中核で支えた元役員と失敗学の権威が、日本の製造業にいま欠けているものを指摘する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テキィ
6
いずれにせよ自社での開発を全くしないといと断言。危機だから、生き残るためだからという理由からの「非対称」がここにもある。繰り返されるデザインレビューは学びたい。2011/01/31
いわし
5
アナログものづくりからデジタルものづくりへの移行の過渡期に、管理方法を見直してうまく時代に乗ったサムソンと残念ながら乗り遅れてしまったと言わざるを得ない日本企業の対比は興味深い。ただ、マーケット・インで売価を設定し、それから原価と品質を作り込んでいくいわゆるトヨタの原価企画的発想を、サムソン流としていかにもサムソンが発明したかのように書かれていたのはちょっとサムソン贔屓が過ぎるかなという印象。2018/12/25
テキィ
4
内容はこちらと近い http://www.globis.jp/1393-1 長納期を出図しない。設計データをメーカへ閲覧可能にしておき、部品を先行で作らせる。設変上等。w リバースエンジニアリングという言葉の使い方も独特。単に製品から設計データを掘り起こすのではなく、設計思想を探り当て、異なるターゲット向けに切り分け、別の商品を早急に仕立て上げる。2011/01/30
Tom Zacky
2
サムスンやべーなー(´-∀-`;) 会長の不断無き憂いと、リーダーシップ力が源泉なのね。 1998年に『このまま日本と同じようなことをしていてもサムスンの未来は無い』だとさ・・・。 P.S 2003、4年ごろ(?)東南アジアに旅行行った時には、今までSony、Panasonic、TOSHIBAの広告から、Samsung、LGに独占されている光景を見た時には日本の終焉を実感した。 技術的な問題はさておき、こういう戦略うってくるかー>< って素人ながら感嘆したもんです。 ちなみにオレは電子産業とは無縁2012/09/27
aki
1
失敗学の畑村先生でしたのでそういう本かと思ったら、サムスンのお話でした。一度瀕死になったら強くなる…ドラゴンボールですね!日本もそうならないと変われないんでしょうか??2022/08/29