護国の剣 - 御算用日記

著者名：六道慧

光文社（2013/11発売）

• ISBN：9784334746520
• NDC分類：913.6

内容説明

尚武の気風を誇る肥後国人見藩では、急逝した前藩主の近習二人が、御法度の殉死を犯したとの疑惑が持たれていた。友の早乙女一角とともに潜入した幕府御算用者の生田数之進は、御家乗っ取りを狙う老中首座・松平信明と「交ざり者」の企てを阻止できるのか。姿を見せぬ前藩主の弟。そして、人見藩の至宝、幻の花とは何か。人気絶頂の大好評シリーズ、待望の第１０弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ベルるるる]

あとがきに著者が主人公の数之進について書いた文章が紹介されていた。著者の主人公に対する深い愛情が読み手側に伝わるからこれほど面白いシリーズになっているんだね。

2019/10/17

[蕭白]

だんだんと身分を偽って潜入する意味が・・・。主人公の真摯な姿勢は何度読んでも◎です。

2016/05/24

[はなん]

遡って読んでくると、この１冊は面白いなあ。緩急自在とうかなんというか読んでいて退屈しない。リズムが私の感覚に合っているってことか。

2011/01/04

[沼田のに]

シリーズ中この巻だけ他に借り手がいた。俺が二人待ちの三人目。借りたらすかさず次の予約を入れた人がいた。つまりこの巻は特別面白いのかと期待したら裏切られた。表紙の美人剣士が登場して、登場する女が全員美人という豪華版だが話は凡庸で「おかしい」と思う。5/10

2015/02/21

[nodaring]

いつのまにかもう10巻目だってよ。最近はもう住んでるところまでバレバレな様子。そんなんで無事におつとめを続けられるのか心配だわｗ

2009/09/09