内容説明
地方の落ちこぼれ高校に通う理穂も、3年生になった。まわりは着々と進路を決めていくのに、自分の未来はまだ見えてこない。成績のいいスウちゃんは家の事情で進学を断念したし、クール・ビューティーな美咲は病弱で、また入院。隣りに住む如月ときたら、今日も理穂の一家団欒に「うーっす」と現れチキンカツを頬張っている。ずっと一緒に育ってきた仲間たち。でも、覚悟して別々に動き出すべき時が迫っている…。前向きに、力強く一歩踏み出す彼らの夏。シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カピバラ
37
高校で進路を決めるときって、ある程度将来が決まるよなーとしみじみしました。睦月がイケメンすぎてキュンとした。2015/08/17
有
34
高校三年生になった彼女たちに、少しずつ訪れる変化。知りたいこと、知らないことがあまりにも多いことに気付く。悩み、特技、個性、自分の中にあるものをどう大切にしたらいいか。同じラインに立つ仲間が見えなくなったとき、闘わなければならないものは何か。高校生の時読めばよかったなんて言わない。私がずっとあやふやにして逃げていた現実がそこにあった。将来を簡単に決めすぎる気もするが、案外こんなものだと思う。間違っても後悔しても、得るものは必ずある。彼女たちの輝く未来がひどく眩しい。私も輝けるかな。今、この瞬間からでも。2011/08/30
ソラ
33
高3の進路選択がメインの話。自分の場合はあまり深く考えずに進学したなぁと当時を振り返ってみたりした。高校時代は自分がまさかこういう仕事してるなんて思いもよらなかった。2013/07/21
ゆず
25
高校三年生になった“ガールズ・ブルー”。 相変わらずの彼女たちにせまる、進路選択、そして高校卒業。 落ちこぼれで、カイショウナシで、でも私はそんな彼女たちが大好きです。 くだらないバカ話だって真剣で、まっすぐで、一生懸命話して、聞く。 “言葉”に対して誰よりも真摯で一途な理穂の、瑞々しい感性に一目惚れしてしまいそうです。 さわやかな読後感の、とびきりの青春小説!2013/07/24
はな
22
シリーズ2冊目。自分の進むべき未来への選択。限られた時間の中で、どれを選び、何を得るのか… "進路"て聞くとなんとなく重い気分になった当時の私。物語の中の彼女達の気持ちもよく分かるなぁと。其々の道を踏み出す1歩を選んだ彼女達に輝く未来があることを願います。それにしても如月が動物にスゴく好かれる様子はちょっとおもしろかったw 2016/11/06
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