内容説明
「仏教は、一生かかっても勉強し切れるものではありませんし、修行し切れるものではないのです」――冒頭から著者本人がいうように、本書は深遠な仏教のほんの入口の解説書にしかすぎない。ただ、著者はもともと作家であり、40代半ばで出家しただけあって、その苦労も並大抵ではなかったようだ。そのため、お釈迦様の教えから出家の仕方まで、後進の方々のための参考書として本書を執筆したという。内容も「煩悩」や「八正道」「輪廻転生」といった仏教解説書に詳しく書かれていることは少なく、僧侶の役割や葬儀、法事、墓、さらには出家、出家得度についてなど、きわめて実践的なテーマを取り上げている。最近は「坊主丸儲け」といった趣旨で書かれた本もあるが、著者の経験からはその限りではないことがよくわかる。仏教初学者、出家希望者だけでなく、仏教を禅僧という立場から眺めた人物の雑学集として読んでも面白いのではないか。
目次
第1部 仏教と僧侶の役割がみるみるわかる(仏教の基礎を学ぶ 僧侶とは何か)
第2部 僧侶の作法がみるみるわかる(僧侶の基本動作を身につける 経典について)
第3部 葬儀のことがみるみるわかる(僧侶にとっての葬儀と墓 重要な葬祭グッズ)
第4部 出家のことがみるみるわかる(私が僧侶になった理由 お寺の敷居はなぜ高いのか)
第5部 出家得度のことがみるみるわかる(僧侶になるための儀式 住職になるまでの道のり)
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