マーガレットコミックスDIGITAL<br> さよなら私たち

個数:1
紙書籍版価格
¥440
  • 電子書籍
  • Reader

マーガレットコミックスDIGITAL
さよなら私たち

  • 著者名:香魚子【著】
  • 価格 ¥543(本体¥494)
  • 集英社(2013/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784088464282

ファイル: /

内容説明

物語の舞台は近未来、死後の世界、あるいは何の変哲もない現代。待ちかまえる運命は時に幸福で、時に残酷で。そんな不条理の中を生きる、少女たちの切実な想いを描いた5編を収録。 【収録作品】時をかけるまえに/おとうとくん/失恋ファミリーレストラン/Us,you and me/さよなら私たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

21
絵柄が好きな作家さん。この作品集はどれも一筋ではいかない話ばかりだなぁ。それがまたいい味が出てるのかも2013/02/11

白玉

17
表紙の絵に惹かれて購入。でも、白黒絵だと物足りない感があったかな。短編が5つ。それぞれ違う味があって面白い。自分のお気に入りは『時をかけるまえに』とこのコミックスのタイトルにもなってる『さよなら私たち』。どちらも不思議な話だけど、読んだ後優しい気持ちになる。逆にファミレスの話は割とリアルなオチだったから一番印象に残ったかも。自分が幸せになるためなら何だってする、自分も同じ女ながら『女ってこわっ!(´Д` )』って思った。作者独特のビターでどこか不気味な感じは読者を選ぶけど、自分は好き。2015/03/31

すみの

16
「失恋ファミリーレストラン」「Us,you and me」「さよなら私たち」・・・怖さ、恐さ、狡さ、臆病、暗さ、不誠実などいろいろ湧き出る感情がいっぱいで、いつもながらゾクッとする部分。「時をかけるまえに」・・・未来からきたステラが「大事なのは現在(いま)なんです」と、まさに「今でしょ!」ですが、十代の一日一日は二十代やそれ以外のものと比べて貴重だと思う。だから大事。2013/12/09

幸音

12
再読。香魚子さんは原作から入った「伯爵と妖精」でその流れで表紙が好みすぎて購入した記憶が。「時をかけるまえに」珍しいSF。不思議な雰囲気。「おとうとくん」黒い。絵の黒の比率もだけど、中身も黒い。迫害されてる彼に歩み寄るところが意外だった。「失恋ファミリーレストラン」ある共通点でファミレスに集まった5人の女達。最後の最後で強かな女の子に持っていかれた。「Us,you and me」百合まではいかない女子同士のあれこれ。仲直りと成長が良い。「さよなら私たち」徐々に思い出すお互いの関係性。これが一番好き。2012/10/21

Nao*

7
透明感のある綺麗な絵柄とどことなく暗い世界観が相俟って、人のリアルな醜さや怖さが描かれてるのに幻想的にさえ感じる。少女漫画特有のキラキラした甘い展開なんかは殆どなくて、静かな狂気みたいなものを感じて、読んでくうちに鳥肌立った…。2014/06/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/528867
  • ご注意事項

最近チェックした商品