内容説明
幸せの青い鳥を探しに出かけたチルチルとミチル……、幸せのありかを求めて遠くまで探しに行き、見出せなかった人々の話は、古くから語り継がれています。それほどまでに、私たちは“幸せ”を追い求めているのでしょう。けれど、幸せは探しに行って見つけるものではなく、あなたの心が決めるもの、あなたとともにあるものです。暗いと思ったら、不平不満を言うよりも、自分が立って行って、あかりをつける人になること。すると自分も幸せに、他人も幸せにすることができるのです。もう一度、自分自身を、そして自分の身の回りを見つめなおしてみましょう。実は、いつだって幸せはあなたとともにあったことに、きっと気づくことでしょう。
目次
第1章 現代の忘れもの(三つの化粧品 変えられるものと変えられないもの ほか)
第2章 愛のある人に(ごたいせつの愛 愛は溢れゆく ほか)
第3章 生きる喜び(勉強 真の光は世に来た ほか)
第4章 人を育てるということ(大人になる 子どもの頃のクリスマス ほか)
第5章 神の愛に包まれて(謙虚な心 クリスマス ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芽依*
13
聖書を読んでいる様でした。キリスト教との出会いで救われた人の本を何冊か読んで来ました。だけど私にはその言葉は響かない。なぜかな…と考えさせられた一冊。2018/06/09
はるき
13
著名なシスターによる談話。クリスチャンであるが色んな人の話やエピソードが引用されて分かりやすい。宗教色が強いが、自然と頭を下げたくなるような話。2015/09/21
おばけりんご
3
過去四年間に渡辺和子さんが寄稿した短いエッセイを纏めたものです。渡辺さんの心の深さが溢れていて読んでいて身につまされる事が多いです。あと、詩が多いのがいいですね。無名の小学生から異国の修道僧までと幅が広く作者の見識の広さに感心する事然りです。今の日本に大事なのは、渡辺さんが書いておられるように「ご大切に」とい言葉と灯りをともすという行動なのではないかと感じました。手元に置いて何度でも読み返したい暖かい言葉で溢れています。余裕がなくなった時にこそ読み返して深呼吸して行動したいと思いました。2012/09/03
M
1
心が洗われる。宗教色が強いので、それに抵抗が無ければおすすめ。2012/11/24
ひろべー
0
講演会と同じような内容。良かった。2012/11/30